[cinema] ハドソン川の奇跡(原題:Sully)
絶体絶命の窮地から乗員乗客155名を生還させた機長のサリー。一躍英雄となった彼の判断に事故調査委員会が嫌疑をかける中で、彼を助け、彼自身が信じたことは、命をかけて救った乗客でもなければ、彼を信頼している航空会社の同僚たちでもなく、ただFactのみ。幾度も幾度も試みられたシミュレーション、ボイスレコーダーの記録、データ、データ、データ。シミュレーションの前提さえ間違えなければ、記録の読み方さえ間違えなければ、かならず正しい真実にたどり着くと確信している機長の信念が感動的でした。
[cinema] 夏美のホタル
将来の夢や職業選択に悩む写真学科の学生さんが主人公の映画。
若い女性が主人公の映画だと恋愛第一主義! 恋愛至上主義! となってしまいがちですが、今人気ナンバーワンの若手女優 有村架純さんを起用しつつ、家族の絆、人の繋がりを描いた地に足ついた作品でした。もっとも有村架純さんが演じる学生さんにはしっかりと相思相愛の同級生の恋人がいるのですが…
イマドキの若者は… とか 現代の日本社会は… といった押し付けがましいところがなく、ありのままの今の若者と今の日本を率直に真っ正面から受け入れているところが素敵でした。
有村架純さんが演じる写真学科の学生さんが撮影旅行の旅先で偶然出会った小さな雑貨店を営む老親子と疑似家族のような関係を築く物語のなかで、家族との絆とは何か、人とのつながりとは何か、観客に投げかけてくる作品でした。
Wi-Fi体重計購入
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体重計を購入しました!
体重計は今までも家にあったのですが、初夏に受けた健康診断の結果、BMIが高い! コレステロール値が高い! 尿酸値が高い! と脅かされた、もとい、丁寧なご指導を受けたので、人生何度目かのダイエットです。
Wi-Fiでネットワークに繋がり測定結果(体重!)を即座にクラウドに送信して記録するハイテク体重計です。
[bicycle] Tyrell FX 納車
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注文していた新しい自転車 Tyrell FX がついに納車されました!
香川県さぬき市発ブランドのフォルディングバイク(折りたたみ自転車)です。
メーカー公称の完成車重量が8.9kgと他社の折りたたみ自転車と比べても群を抜いて軽量。片腕で軽々と持ち上げることができます。諸々含めたお値段が20万円ちょいとなかなかの趣味の自転車です。^_^;
『chouchou』 上白石萌音
最近、このアルバムがお気に入りです。
つい最近、「高畑充希さんのニューアルバム、最高!」と書いたばかりで、移り気な自分に若干引け目を感じますが、レコード会社からするとただの上顧客ですね。薬師丸ひろ子さんの往年のヒット曲「Woman "Wの悲劇"より」のカバーもあって、なかなかのおじさんホイホイのミニアルバムでした。^_^;
『Fantôme』 宇多田ヒカル
ドラマ主題歌につられてCDを購入するという昔ながらの消費パターン。
週末に立ち寄ったTSUTAYAで購入しましたがCD売り場は随分と小さくなっていました。リアル店舗で物理メディアを購入する、というパターンもそろそろ終焉なのかな?
エクストリーム紅葉散策 at 白駒池
米子大瀑布 紅葉2016
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秋晴れに誘われて長野県須坂市の米子大瀑布を散策して来ました。
現在放送中のNHK大河ドラマ『真田丸』のオープニング映像にも登場する雄大な風景です。『真田丸』では崖の上にCGのお城が建っていますが、実際には過去も現在もお城はありません。
[event] Rakuten Technology Conference 2016
東京・二子玉川の楽天クリムゾンハウスで開催された Rakuten Technology Conference 2016 を今年も聴講させていただきました。
今年はキーノートが三木谷 浩史さんから平井 康文さんに代わり、Rubyのまつもとゆきひろさんもロシアで開催されているRAILS CLUBに渡航中ということで寂しいカンファレンスになるかな?と心配しましたが、『リーンソフトウェア(Lean Software)』のMary Poppendieckさんや『アジャイルサムライ(Agile Samurai))』の著者で現在 SpotifyにJOINしているJonathan Rasmussonさんと豪華で刺激的なスピーカーが続きました。
カフェテリアではARやVR、ロボットの展示発表もあり非常に賑わっていました。
また託児所を完備したオフィスということで、イベント当日も小さなお子さんを抱っこしたり手を引いいて聴講している参加者さんや楽天のスタッフさんも数多く見かけました。
[cinema] バースデーカード
病を得て幼い二人の子供と夫を残していくことになる母親が、成長していく子供たちに向けて誕生日の手紙を送る物語。中学生に成長した娘、高校生に成長した娘、二十歳の娘、と想像しながら、その時々の成長した娘に向けて学校のサボり方や恋の手ほどきを手紙で伝えます。宮﨑あおいさんが若くして亡くなる母親を、橋本愛さんが成長した娘を演じているのですが、10歳しか年齢が離れていないこの二人が物語が進むにつれて、本当の母娘のように自然にリンクしていました。弟に届けられた手紙の内容は映画では描かれないのですが、物語の終盤に母から息子への重要なミッションが綴られていたことが明かされます。このへんが脚本の巧さ。^_^;
哀しく切ないお話ですが、映画の舞台となった諏訪湖や霧ヶ峰、小豆島の風景がポッカリと空いた家族の隙間をゆっくりと埋めていく素敵な作品でした。
個人的には小豆島の小さな分校の生徒会長が修学旅行で企てた小さな反乱のエピソードに心躍りました。