[cinema] 『夏への扉 -キミのいる未来へ-』
ロバート・A・ハインラインの古典的SF小説の映画化作品。高校生の頃、池袋にあった西武ブックセンターで平積みになった文庫本をいつも見ていました。
本映画版はSF作品というよりも創業したApple社を放逐されたスティーブ・ジョブズの逸話をどこかなぞったような内容でした。これまたジョブズが Apple I を開発した自宅のガレージに似た映画の舞台にIWATSU(岩崎通信機)の古いブラウン管方式のオシロスコープが並んでいたのがこだわりポイントでした。😅
[cinema] 『海辺の金魚』
児童養護施設に暮らす子供たちを描いた映画。主人公の花は高校卒業を控え施設を去る日が近づいてきます。そんなところに8歳の春海ちゃんがやってきます。重たいテーマに考え込んでしまうばかりでしたが、ラストシーンの花と春海の関係性に希望を見出すことができた作品でした。
映画上映の後に小川紗良監督と児童精神科医の上鹿渡先生のトークイベントがあり、映画撮影の裏側や日本の社会的養育の困難のお話をお聞きして大変勉強になりました。
[cinema] 細田守監督版『時をかける少女』
上田映劇で細田守監督版のアニメーション作品『時をかける少女』を上演していたので鑑賞してきました。
2006年に初公開されたときは東京のミニシアターで。その後、2014年に上野の国立博物館で野外上演が行われたときにも見に行きました。
「待ち合わせに遅れている人がいれば、自分から迎えに行く」 待っているだけではないヒロインの超前向きなマインドに、このコロナ禍で心を動かされました。
サンシェード
暑い夏を控えてジムニー専用のサンシェードを購入しました。
ホームセンターでも安価な汎用品を売っているのですが標準的なサンシェードの高さは77cmくらい。軽自動車用のミニサイズでも55cmくらい。対するジムニー専用のサンシェードの高さは44cmとかなり狭いサイズです。ちょっと割高でしたがジャストフィットの魅力に抗えませんでした。
[cinema] 『竜とそばかすの姫』
細田守監督の最新作を見に行ってきました。細田守監督の作品は「時をかける少女」や「サマーウォーズ」など超前向きで天真爛漫なヒロインが多い気がしますが、この作品では田舎に住む「陰キャ(陰気なキャラクター)」の女子高生がヒロインです。同級生をネット世界の歌姫としてプロデュースする、ちょっとヤバい女子高生の声を誰が当てているのかと後から調べてみたらYOASOBIの幾田りらさんでした。物語の鍵となる重要な役柄がピッタリとはまっていて、びっくりしました。
ネット世界とリアル世界の関係が「サマーウォーズ」から12年を経て新たな段階に進化した感がありました。良い方向の未来ではありませんでしたが…😢
[cinema] 『いとみち』
津軽の田舎に祖母と父と三人で暮らす女子高生のお話。日本家屋の畳の部屋にソファーを置いてルンバが走り回るという今日的な日本の風景。祖母から手ほどきをうけた津軽三味線にも今一つ熱中できず、やりたいことが見つからない主人公の女の子は学校から帰宅するとスマホをいじりながらゴロゴロしています。そんな主人公の女子高生がひょんなことから「大都会」青森のメイドカフェでアルバイトを始めることから物語が動き始めます。物語のクライマックスに、メイド服姿で津軽三味線を演奏する主人公の姿はミスマッチにも関わらずロックでした。カッコ良かったです。SHOW-YAの寺田恵子さんみたいでした。😅