ちはやふる日記


[cinema] 『いとみち』

2021年08月02日 11:54更新

津軽の田舎に祖母と父と三人で暮らす女子高生のお話。日本家屋の畳の部屋にソファーを置いてルンバが走り回るという今日的な日本の風景。祖母から手ほどきをうけた津軽三味線にも今一つ熱中できず、やりたいことが見つからない主人公の女の子は学校から帰宅するとスマホをいじりながらゴロゴロしています。そんな主人公の女子高生がひょんなことから「大都会」青森のメイドカフェでアルバイトを始めることから物語が動き始めます。物語のクライマックスに、メイド服姿で津軽三味線を演奏する主人公の姿はミスマッチにも関わらずロックでした。カッコ良かったです。SHOW-YAの寺田恵子さんみたいでした。😅

豊川悦司さんが演じる主人公の父親も人間味に溢れていて素敵でした。懸命に大人のふりをする大人げのない大人。理解のある父親像を演じながらも、いざ、娘が家出をすると言い出すと自分が家を出ていくと言い出すジタバタが微笑ましくもありました。



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