[travelogue] 名古屋・大須 探訪
名古屋に出張に行ったついでに、大須に立ち寄りました。東京の「秋葉原」と「アメ横」と「巣鴨」を足したような街です。
地下鉄・上前津駅
PCショップ目当てに大須へ行くなら、地下鉄の上前津駅が便利です。
メルコ
地下鉄「上前津駅」を降りると、すぐ目の前にバッファローや玄人志向(を展開するCFD販売)の持ち株会社であるメルコホールディングスの本社があるビルがあります。はい、知る人ぞ知る名古屋発の企業ですね。
で、本社が近くにあるからという訳でもないのでしょうが、発売以来、品切れが続いていたUSBワンセグ・チューナー「ちょいテレ」を売っていたので、早速購入しました。でも、「ちょいテレ」は本当に小さいですね。USBストレージと遜色ない大きさです。家の中で電波が入りにくいときは、3mのケーブル付のアンテナ付属ということで、至れり尽くせりです。
電子部品店
軒数は多くはないですが、こんな感じの電子部品店があるのが大須です。
三洋堂書店
三階建てと、いまどきの大型書店と比べる中程度の書店ですが、土地柄そっち系(?)の書籍しか扱っていません。ということで、そっち系の本を探す私としては、いつもここで荷物が増えます。
おでん缶
ちょいテレを買ったお店でくじをひいたらば、おでん缶を引き当ててしまいました。また荷物が増えた・・・
秋葉原名物だと思っていたら、製造は、ここ名古屋でした。
大須観音
大須の由来となった大須観音と、その門前のアーケードです。
へんな信号機
しばしば取り上げられる大須のちょっと変わった信号機です。信号機を設置するスペースがないことから、車両用信号機と歩行者用信号機を合体させたようですが、どの灯火にどう従えば良いか、とっさに判断に迷う信号機です。
大須ういろ
何も大須で買わなくても、どこでも売っているのですが、でも記念ですから。しかし誤算がありました。「ういろ」はお土産としては非常に重たいです・・・
名大饅頭
今回の出張の目的です。饅頭じゃないですよ。 ^_^;
[travelogue] タウシュベツ川橋梁
映画 「雪に願うこと」の中でも印象的な場面として登場するタウシュベツ川橋梁を見に行ってきました。旧国鉄士幌線の廃線跡です。
google map
恐るべし google map です。ダム(糠平湖)の湖面の上下で、姿を現したり、湖底に沈んだりを繰り返しているタウシュベツ橋が、アーチまでくっきりと写っています。
タウシュベツ川橋梁への道
帯広から向かうと、まずは糠平温泉を通り抜けます。
当然、帰り道は露天風呂です。
丸山橋を渡ると、すぐ右に林道へと入る看板が立っています。
林道を進むと車が止められる広い場所が現れます。この真っ直ぐな道は鉄道の走っていた跡のようです。途中、見通しの悪い所もあるので注意して進みましょう。
ヒグマへの注意を呼びかける看板があちこちに立っています。本当に頻繁に熊が出るようです。冬眠の時期でなければ・・・
はい。何を注意されているのか伝わります。でも、この雪では、どうやっても進入不能かと・・・
タウシュベツ橋の崩落以前に、すでに看板が傾いています。
林を抜けるとすぐにタウシュベツ橋と感動の御対面です。
タウシュベツ川橋梁
左に写っているのが釣り人の一人用テントです。比較して橋の大きさが分かると思います。でも、これって、この部分は完全に凍結しているわけで・・・
橋の一部が崩落を始めています。橋全体がこの姿を保っているのも、それほど長いことはないようです。
北の屋台
全国各地に広まっている屋台村の先駆けとなった帯広駅そばの屋台村です。
とても美味しかったです。
[travelogue] ばんえい競馬
今回の旅の目的、ばんえい競馬観戦です。累積赤字のために、この年末のニュースでは廃止も取り沙汰されましたが、なんとか存続が決定したようです。
一般の競馬のサラブレッドと異なり、もともとは農耕用だった重量馬が1トン近くにもなる鉄のソリを一生懸命に引っ張り、順位を競います。
がんばれ!
レースの山場、第二障害(登坂路)では、坂の途中で座り込んでしまう馬も現れます。レースの決着はついているのですが、お客さんからの応援が絶えず、なかなかに感動的です。
怪我でもしたのかと心配しましたが、無事にゴールを切りました。ただのヘタレだったの???(笑)
パドッグ
実況 井馬さん
今回は観戦ツアーへの参加だったため、ばんえい競馬の実況ひと筋、四半世紀の井馬博さんの実況室にも入れてもらいました。名調子の実況を生で聞くという、なかなかない機会に恵まれました。
装鞍所
レース前の馬が鞍をつけて準備を整える場所です。
装鞍所の入り口には馬用の体重計もあります。
クリスマス
クリスマスのファンサービスということで、サンタクロースの格好をした騎手の人が子供を乗せて走路を走ります。ソリからおもりを降ろしているため、馬も軽やかに障害を越えて行きます。
何人も人が乗っているし、馬車も随分と重いと思うのですが、一頭の馬が軽々と引っ張っていきます。輓馬は、パトラッシュなど比較にはならない力持ちです。
バックヤード
ゴールから見た走路
検量室
この検量室で騎手の皆さんは体重を計ります。右の写真にある弁当箱と呼ばれる箱に重りをいれて体重を調整するそうです。そして下の写真が人間用の体重計です。
厩舎
映画 『雪に願うこと』のロケを行った平田厩舎です。まさにこの場所で佐藤浩一さん演じる主人公の兄が、借金を作って逃げ帰ってきた主人公を殴りつけます。
厩務員のみなさんがお仕事中のところをお邪魔しました。 レース中もこうやって裏方では休まずに働いておられるのですね。
映画の主役(?)「ウンリュウ」です。現在も現役の競走馬だそうです。
馬頭観音だそうです。亡くなった馬は丁重にここで弔われているそうです。
レース終了後
戦績は2000円購入して、3990円の払い戻しでした。こんなところで運を使い果たしてどうするの?と思わないでもないですが、最終レースで最初で最後の当たり馬券を引き当てて、楽しく遊ぶことができました。
レースの終わった後の競馬場は映画そのままの情景でした。
アサヒ湯
帯広周辺では世界的にも珍しい植物成分由来の有機質を含んだモール泉と呼ばれる温泉が湧き出しています。
アサヒ湯は、番台のある、いわゆる昔ながらの銭湯です。帯広駅から歩いて10分程の場所にありますが、周辺にたくさんの車が駐車してなければ、住宅街の中、行き過ぎてしまいそうです。茶褐色の湯で、肌がすべすべになりました。カランからでてくるお湯も温泉で、よほど豊富に温泉が湧き出しているようです。
ご主人が温泉に使っている間、車の中で待ちぼうけの「わんこ」。すこし寂しげな顔つきだったので思わず記念撮影。