[cinema] 『王国(あるいはその家について)』
上田映劇で上映の後、草野なつか監督と鈴木徳至プロデューサーによる舞台挨拶があったので見に行きました。
作品は冒頭と最後のフィクション・パートと間に挟まれたノンフィクション・パートで構成されていました。舞台挨拶で草野監督が語っていましたが、役者さんが本読みから稽古を通じて役柄を獲得していく過程を丁寧に撮影しています。プロの役者さんということもあるのでしょうが、台本を手にしながらの本読みの段階からすでに役柄のリアリティが漂い、逆に稽古が進んで身振り手振りや表情がついた後半の方が作り物ぽい雰囲気が漂ったのは新鮮な発見でした。草野監督も語っていましたが本来演技やカットに正解はなく、作品として公開される映画は複数の素材からたまたまベストであるとして選ばれた映像の羅列であるということが良くわかりました。非常に実験的な作品でしたが映画が違った見え方になる作品でした。
[cinema] 『君たちはどう生きるか』
暑さ寒さも彼岸までと云いますが朝から雪が降ったり止んだりの寒い一日。見る機会を逸していた作品でしたが、アカデミー長編アニメ映画賞を受賞したことやTOHOウェンズデイでお得にみられることもあって映画館に足を運びました。
暗喩に富んだ作品ですぐには消化しきれない内容でしたが、さまざまに考えさせられるテーマを投げかけてくる映画でした。
桜開花前の東京散歩2024
上野美術館巡り
東京 上野の東京都美術館で開催中の『印象派 モネからアメリカへ 〜ウスター美術館所蔵〜』展を見てきました。印象派というとフランス・パリの印象が強いですが、パリに留学して印象派の影響をうけた世界各地の画家たちが描いた作品がずらりと展示されていました。アメリカのグランド・キャニオンの風景をモチーフに描かれた印象派絵画、日本やアジアの画家たちの印象派絵画、どれも興味深い作品でした。
[event] Object-Oriented Conference 2024
ソフトウェア分析・設計手法の代表格 『オブジェクト指向開発』 に関するテクニカル・カンファレンス "Object-Oriented Conference 2024" に参加しました。前回の Object-Oriented Conference 2020 はコロナ禍でイベントが次々に中止になる直前での開催でした。あれから4年、ITカンファレンスや勉強会が復活したことに感慨深いものがあります。