[snowshoe] ムーンライト・ハイキング
月明かりに照らされた夜の信州・蓼科をスノーシューを履いてハイキングという 蓼科スノートレッキング倶楽部 主催のムーンライト・ハイクに参加しました。
ハイキング風景
スノーシューと呼ばれる西洋かんじきとストックを持ってハイキングです。月明かりを頼りに人工の明かりなしでの行進です。
月光浴
雲に隠れていた十五夜お月さんが顔を出したので、雪の上に寝転がって月光浴です。
宇宙と大地
[snowshoe] 入笠山スノートレッキング
前夜のムーンライト・ハイキングに味をしめて、早速、富士見・入笠山へスノートレッキングです。夏の入笠山へは何度か登った経験がありましたが、冬の入笠山は一味も二味も違いました。
頂上へGO!
富士見パノラマリゾート(スキー場)のゴンドラを使って、あっという間に「頂上駅」に到着です。ゴンドラの駅の周辺は、もっぱらスノーボードのお客さんで大賑わいです。
ハイキング・コース入口
ゴンドラの頂上は「スキー・スノーボード・コース」の頂上であって、入笠山の頂上ではありません。夏であれば、ここから頂上まで一時間弱の行程ですが、冬です。雪が積もっています。入笠山は2000m級の頂です。みなさん気をつけましょう。 ^_^;
入笠湿原
入笠湿原は完全な「雪原」でした。スノートレッキングだけが目的であれば、苦労して山頂まで登らなくても、ここで十分かもしれません・・・。新雪(もちろん遊歩道上ですよ!)をスノーシューで踏みしめる感覚は最高でした。
登山開始
マナスル山荘から先は、まさに山登りです。真冬の雪山ですが、時折、下山してくるハイキング客や山スキーヤーとすれ違います。そして、たまーに、後から来た人に追い抜かれます。「泣くのが嫌なら、さーあ、歩けー」
山頂
苦労して登った甲斐がありました。山頂は、まさに360度・大パノラマ。ピーカンの快晴で、富士山から諏訪湖まで見渡すことができました。しかし山頂は、ものすごい風で、景色が悪ければ、あっという間に引き返したくなる場所でした。
おまけ
下山後は、当然、日帰り温泉です。これで翌日の筋肉痛が防げるか否かが重要です。でーも大丈夫。最近は筋肉痛が2、3日後に現れるようになりました。 ^_^;;
[cinema] 世界最速のインディアン
映画 『 世界最速のインディアン 』 を見てきました。
年齢を重ねることが素敵だと思える映画。本当の大人ってカッコいいなと思える映画でした。60歳を超えた年金暮らしの男がアメリカで毎年開かれる世界最速レースに挑んだ実話をもとにした作品です。映画の前半はガレージの片隅に住むオートバイ好きの老人が隣家の少年にオートバイを通じて人生を教える「ニューシネマパラダイス」を彷彿とさせるお話です。中盤は彼が住むニュージーランドから、レースが開かれるアメリカのユタ州まで遙々渡る過程を「ストレイトストーリー」のようなロード・ムービーの形で描きます。そして終盤は塩湖が干上がって出来上がった塩の平原を彼がオートバイで疾走するシーンです。これは他の映画に比するものがありません。最高です!
映画のエピソードで一つ面白かったのは、レースコースを試走した主人公が走行の問題を解決するためにオートバイの改造を図ったくだりです。周囲のレース仲間が訝る中、彼はオートバイの振動を抑えるために古バッテリーをかき集めて鉛のおもりをつくり、それを乗せて再び試走します。ところが結果が彼が考えたほど思わしくないとあっさりとその方法を放棄します。
見習わなければいけないですね。自ら試みることをせずに頭の中だけで否定するのは論外です。でも一旦、思いついたアイデアを形にして、試して、ちょっと成功すると、その方法に固執してなかなか捨てられなくなるものです。技術を愛する。しかし技術に執着しない。かくありたいものだと思いました。
やはり子供は駄目です。子供は。 成海璃子ちゃんや志田未来ちゃんに熱を上げることは辞めます。(爆) ^_^;
上映後のスクリーンの前に主演のアンソニー・ホプキンスが乗ったバイクがせり上がってきて展示されたので写真を紹介します。今なお記録が破られることのない世界最速のオートバイなのに、エンジンもタイヤも何もかも「小さい」という印象です。本物はニュージーランドで博物館に入っているそうです。 ^_^;
[travelogue] 早春の南房総
早春の南房総をデゴイチが駆け抜けるということで、蒸気機関車と春を追いかけて、南房総を一周してきました。
D51
春の足音
A rolling stone gathers no moss.
大学時代に属していた天文部の観測所に立ち寄ってきました。時はバブルの最高潮。と言ってしまっては望遠鏡とスライディングルーフ(収納庫)を寄付してくださった方に申し訳ありませんが、でも、大学の一天文部に、どんと寄付していただけるというのは時代の雰囲気もあったのだと思います。ただ、このときの私たちは浅はかでした。これだけの望遠鏡とスライディングルーフを設置するのは工事業者にお願いするのが妥当だろうに、自分たちでセメントや砂利を捏ねて、望遠鏡やスライディングルーフの基礎を築きました。
当時は当然ピカピカなルーフと土台でしたが、今は薄黒くなっており感慨ひとしおです。資材の持ち上げのために作り直したコンクリートブロックを置いただけの階段も、すっかり土に同化して元のブロックの形を判別するのが難しくなっていました。
でも現在も現役の天文部員さんたちが観測のために通ってくれているのでしょうね。放っておけば藪に覆われるであろう観測所への階段は人の足跡を残していました。 A rolling stone gathers no moss.
[travelogue] 東京タワー
リリー・フランキーの小説や映画『ALWAYS 3丁目の夕日』で取り上げられ、話題のスポットの東京タワーに行ってきました。
東京に10年暮らし、小中高大と都区内の学校を卒業しましたが、今まで一度も東京タワーに上ったことがありませんでした。
買ったばかりの EOS Kiss Digital を手に、嬉しそうに増上寺の前で写真を撮っていたら、外国人観光客からカメラを渡されて記念撮影を頼まれました。心よく写真を撮ってあげたら、"Are you a Japanese ?" と訊かれました。すごい、私の英語力も上達したものだ。(そんな訳ない、訳ない、訳ないよ・・・)
冬と春のあいだ
WHERE?
この案内板から東京タワーまでの距離が120m。そして東京タワーの高さは333m。 よほどのことがない限り、この場所から東京タワーが見つからないということはあり得ないのですが・・・