[cinema] 『天気の子』
2019年08月14日 19:40更新
新海誠監督の最新作『天気の子』を鑑賞。お盆休みを迎えた映画館は家族連れやカップル、大きなポップコーンを抱えたお客さんで大混雑。
十代の少年と少女の危なっかしくて、衝動的で、でも純粋な恋のお話。RADWINPSの『愛にできることはまだあるかい』が物語とぴったりとシンクロしていて素敵でした。
私は京都で生まれて子供の頃の記憶もあるので、いつかは京都に帰るのかな?と、ぼんやり想像することもありました。ところが新海誠監督の最新作の舞台の一つが東京・田端。お隣の上中里に小学校から高校時代まで住んでいたので正にもう一つの故郷。武蔵野台地の縁にあり、地形が坂になっていることは、当たり前に知っていましたが、あんな素敵な風景として描かれるとは思ってもみませんでした。名所旧跡は落語『王子の狐』の王子稲荷と桜の名所 飛鳥山くらいしかない23区中もっとも地味な東京都北区ですが、いつか帰りたくなった故郷になったかな?