[trekking] 奥穂高登山 3日目 - 上高地下山
3日目は穂高岳山荘から上高地まで一気に下ります。一泊二日で上った行程を1日で降りるため、三日間で一番長い道のりとなりますが天気にも恵まれて気分も晴れやかです。
夜明け前の穂高岳山荘。大勢の登山者がヘッドライトを点けて奥穂高山頂方面へと出発していました。
山荘前にはご来光を見ようと大勢の宿泊客が集まっていました。標高三千メートルの朝は寒く、一枚羽織ってのご来光待ちです。
雲海から登るご来光。
朝日に照らされる穂高岳
日が昇るにつれて、下の涸沢カールの雪渓も見えてきます。
ご来光の後は山荘に戻って朝食。
1テーブル6人に一つでしたが、朴葉味噌が提供されて、インスタ映えする朝食でした。😁
昇ってきた朝日が雲海を照らし出して見事な風景です。
青空に映える穂高岳。山の写真は横からの朝日に照らされると斜面の立体感が強調されて、より素敵に写りますね。
朝食を食べ終えて準備を整えたら下山開始です。
麓から登ってくる登山者と次々にすれ違います。
登りは写真を撮っている余裕のなかったザイテングラートですが、下りはすれ違い待ちをしている間にパチパチと撮影しました。
この写真も鎖場のすれ違い待ちに撮影した一枚。でも、こんな素晴らしい景色ならば何時間でも待っていられます。
難所のザイテングラート(支稜)を通り過ぎて振り返り一枚。
空の青とハイマツの緑、岩の白のコントラストが見事。
涸沢小屋まで無事に下降。ここでソフトクリームを買って一休み。
涸沢野営地を横切ります。
涸沢ヒュッテを通過。
涸沢ヒュッテの写真をもう一枚。
名残惜しい景色を振り返って一枚。
本谷橋までたどり着きました。河原で一休み。
横尾大橋を渡ると奥上高地エリア。
横尾は槍ヶ岳への登山道と合流して賑やかになります。
横尾のキャンプ場も賑わっていました。
徳澤園で白いパラソルの下に空席を見つけて休憩。
松田聖子さんは「渚の白いパラソル♪」でしたね。
徳沢園みちくさ食堂名物 野沢菜チャーハン大盛り。がっつりと食べました。
徳沢園から明神まで歩いていると、ニホンザルの群れに遭遇。人を全く怖がっていなようで、遊歩道脇で悠然と休んでいました。
毛繕いするサル
子供を抱えたサル
明神館まで無事に到着。
無事に到着するたびに何か食べています。😁
明神橋と背後の明神岳。ここまでやってくると完全な観光地です。
梓川右岸の遊歩道を歩きます。
岳沢湿原。
河童橋近くまで到着。
上高地バスターミナルからシャトルバスに無事に乗車。バス停から広場を超えて長い行列になっていたので、何時間待ちだろう?と不安に思っていましたが、幸い20分ほどで乗車することができました。
朝6時に穂高岳山荘から下山を開始して、さわんど駐車場に辿り着いたのは夕方の17時。さわんど大橋バス停近くの『梓湖畔の湯』でさっぱりして帰路につきました。