[trekking] 鉢伏山 2025冬 入山
昨年1月に宿泊させていただいた鉢伏山荘に今年も一泊してきました。写真は鉢伏山展望台から見た夕陽に染まった富士山です。

昨年は扉温泉から登りましたが、今年はコースを変えて、牛伏寺から登りました。

駐車場の脇から登山道に入るとすぐに急坂でした。溶け残った雪と落ち葉のミックスでとても滑りやすい道でした。

しか避けの柵を通り抜けます。このあと幾度もニホンジカの姿をみかけました。

松本市教育委員会が建てた牛伏寺 室平の看板。いまは何も残っていませんが、平安時代 9世紀後半に、このあたりに建物があった痕跡があったのだそうです。

信濃東信線の看板がありました。

大きく「入口」とペンキで書かれた文字もありました。 しかしここを左へ曲がってはいけません。GPSの地図を開いて、頭上を見上げると高圧線が横切っていました。 この看板とペンキの印は高圧線の保守道の目印でした。紛らわしいですね。

雪が残った道と雪が消えた道を交互に歩いて行きます。着脱が面倒なので最初から最後までチェーンスパイクをつけて歩きました。

標高を上げていくと徐々に雪が増えていきます。

ところどころで道標が出てきますが基本的にトレースを辿って歩きました。

フランス階段工コーストの分岐。

ブナノキ権現。立派なブナの木でした。

車道に合流しました。

青空が広がってきました。

鉢伏山荘が遠くに見えてきました。山の稜線をクネクネと歩くため道のりはまだあります。

高ボッチ高原が見えてきました。

塩尻峠の向こう側の諏訪湖がみえてきました。
シカの鳴き声が聞こえたので見回してみると山の斜面でニホンジカがこちらを見ていました。
シカが雪の上を跳ぶようにかけていきました。

鉢伏山荘の入り口まで到着。

カフェ営業もしている冬季管理小屋でひとまず受付を済ませました。

焼いたお餅がはいったお汁粉を注文して一息つきました。

冬季宿泊棟にチェックイン。石油ストーブが炊かれていて部屋の中は温まっていました。天国です。

宿泊棟の窓から見た外の風景。
日没が近づき天使の梯子が降りてきました。
月が浮かんでいました。
美ヶ原の電波塔群の風景。
北八ヶ岳 蓼科山の風景。

山頂感のない鉢伏山山頂。

山頂から少し離れたところにある展望台に上ります。

1年前に来たときは階段が朽ちていて立ち入り禁止でしたが、修理していただいたようなので慎重に上へ上がりました。
展望台から見た夕陽に染まる富士山。周辺の景色のためもあるのでしょうが富士山が随分と近くに見えました。
松本市街地、松本城を探してみました。大名町のNTTのアンテナ棟が邪魔になっていますが松本城の天守閣が確認できました。
信州まつもと空港の風景。

夕暮れの鉢伏山荘。

印度山のカレーライスをいただきました。

揚げたての鶏の唐揚げに水菜と油揚げのサラダ。ずっしり、さっぱりで食べ応えがあるのにむしゃむしゃ食べられるメニューでした。

冬季小屋限定ラベルの岩波酒造の日本酒を注文していただきました。
宿泊棟の窓から見えた松本市街の夜景。寒さで透き通った空気でした。背後にはうっすらと北アルプスの山々が映っていました。