ちはやふる日記


[cinema] 『私にふさわしいホテル』

2025年01月05日 08:59更新

本が出版できない新人作家が繰り広げる荒唐無稽なドタバタ喜劇ですが新年一番爽快な気分になりました。 野心を一切包み隠さない何でもやってしまう新人小説家をのんさんが演じているのですが、とことん無茶をしても嫌味にならないキャラクターが素敵でした。 銀座の高級クラブのママの高級和服姿からクリスマスのトナカイのコスプレまで変幻自在の衣装チェンジなのですが、どれもぴたりと着こなしていて圧巻でした。 最後はハッピーエンドに終わるのですが「しがらみや権威をぶっ壊そうと思い書き続けてきたが全然満足できない。だからこれからも書き続ける。」と言い放つ主人狗の姿がカッコ良く痛快でした。 理不尽に対して怒りを燃やしてエネルギーに変えることができるのは才能なんだ!と背中を押してくれる作品でした。



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