ちはやふる日記


[cinema] 『ヌーヴェルヴァーグ』『勝手にしやがれ』

2026年08月07日 04:56更新
マッチ

映画の日で一般 1,300円。 『ヌーヴェルヴァーグ』と『勝手にしやがれ』を続けて映画館で鑑賞しました。写真は『ヌーヴェルヴァーグ』の入場者特典のマッチと上田映劇手帳。そして上田映劇の床です。😅


2025年米仏合作、2026年7月日本公開の『ヌーヴェルヴァーグ』。若き28歳のジャン=リュック・ゴダールが初めて長編作品を監督した『勝手にしやがれ』の製作の舞台裏を描いたフィクション。

映画の中で描かれるゴダールは控えめに言ってろくでなし。友人でも仕事仲間でも彼のような人物が一人混じっていたら大変な目に遭わされる人物だけれども、映画が監督一人では作れないことだけは知っています。そんなゴダールが俳優を煽てて、カメラマンのチャレンジ精神を擽り、時にプロデューサと大喧嘩して撮影現場から遠ざけて撮影の邪魔をさせないようにします。稀代の智略家か? 天性のペテン師なのか? どこか「勝手にしやがれ」に登場する主人公の自動車窃盗常習犯と重なるキャラクターとして描かれていました。


盗んだ高級自動車を乗り回して金持ちを気取るフランス男と「私、記者になって輝きたいの!」と上昇気流に乗りたい若いアメリカ人女性のカップル。この恋はどう転んでも上手くいきそうにはないし感情移入もできないのだけれど…

事前に予習した成果ではありますが、カメラがブレることなど気にせずに俳優の至近距離からアップで撮影した構図がかっこいいし、後からアテレコで吹き込まれたセリフのテンポ感が心地よい。極彩色の鮮明な画像より、薄暗い部屋の中で撮影されたモノクロームのフィルムの方が味わいがある。そんな映画通ぶることができる感想が次々に湧いて来る作品でした。



編集

連絡先 (E-Mail)

mail address