[cinema] 『急に具合が悪くなる』
2026年07月28日 06:38更新
濱口竜介監督の最新作。やはりどうしても見たくなり車を1時間走らせて長野県山形村のシネコンまで足を延ばしてきました。
原作は哲学者の宮野真生子さんと文化人類学者の磯野真穂さんの往復書簡。映画では日本人の舞台演出家とフランス人の高齢者介護施設のマネージャーの会話劇に置き換えられています。会話劇を単調にしないために、パリの川べり、中世を思わせる洋館と中庭、京都の街中から離れた寂村、と舞台を移動しながら物語が進みます。
映画の感想はまだ一言も出てきません。感想が湧いてくるのは一週間後か、一ヶ月後か、一年後か、…。
長塚京三さんが演じる劇中劇は圧巻でした。映像作品として徹底的に計算し尽くされたプロットのはずですが即興にしか見えない演出と演技に引き込まれました。