MacBook Pro 分解清掃
このところ命に関わるような体温を超える猛暑が続き、ノートパソコンの熱暴走も気になってきました。そこでメーカー保証外にはなりますが、裏蓋をあけて内部に溜まった埃をエアダスターで吹き飛ばしました。
MacBook Proの分解に立ちはだかる五角形の星形のネジ穴。一般的なプラスドライバーやマイナスドライバーでは回せません。
ホームセンターでこのネジ穴に合う、5溝(1.2mm)のドライバーを購入しました。
MacBookの専用工具を謳っているわけではありませんが、パッケージにはそれらしい写真がありました。
背面の6本のネジを外して吸盤で背面パネルを引っ張るのですが、ヒンジ側に写真のようなフックが付いているため前面しか浮き上がりません。
そして裏蓋を外してから気づいたのですが、本体側の左右両サイドには「こけし」の頭のような形のネジが2本立っています。
このネジの頭が蓋側についてるストッパーを引っ掛けてスライドできないように止めています。このストッパーは蓋を外すときも嵌めるときもパチリと外す必要があります。構造がわかってしまえばストッパーを外す方向がわかるのですが寄木細工のような複雑な構造をしています。
購入から4年が経過した MacBook Pro 15-inch,2019。もっと冷却ファンの中に埃が溜まっているかと予想していましたが案外綺麗でした。それでもベランダに出て排気穴側からエアダスターの空気を噴射すると大量の埃が舞い散りました。調べてみたところ購入から1年半後の2021年春に故障で内部のロジックボードを丸ごと交換しているため、実質2年分の埃でした。でも、いったん埃が詰まってしまうと加速度的に排気効率が落ちてしまうため機械がダメージを受ける前に清掃できて良かったです。