[trekking] 奥穂高登山 2日目 - 山頂へ
奥穂高岳登山2日目は涸沢ヒュッテから涸沢カールを登り、奥穂高岳の頂上を目指します。
夜明け前、午前4時ごろのテント場の風景です。中の灯に照らされたテントが綺麗でした。
モルゲンロート(朝焼け)に染まる穂高を見ようと大勢の宿泊客がヒュッテのテラスへ上がってきていました。
モルゲンロートに染まる穂高連峰。赤みが少し物足りませんが、湿度が低く空気が澄みわたっている証拠です。
モルゲンロートを見たら、直後に涸沢ヒュッテを出立。テント場の中を通る登山道を歩き出します。
涸沢小屋のテラスから見下ろした涸沢野営地
涸沢小屋を通り抜けると登山道が始まります。
高山植物の写真を撮りながら、のんびりと登ります。写真はイワギキョウ(岩桔梗)。
チングルマの実。これが花だと思っていたら、痩実が綿毛のようにふわふわと揺れているのだそうです。
ガレ場の登りが続きます。
ザイテングラート(支尾根)の取り付き。ここから、さらに険しい岩登りに入ります。
穂高岳の稜線が近くなってきます。長野県警の防災ヘリ「やまびこ」が北の方角へ飛んで行きました。
麓を見下ろすと雲海が広がっています。雲海の向こうに浮かんでいるのは浅間山です。
ハイマツ帯の岩登り。
這う這うの体で穂高岳山荘に到着。ほっと一息ついて涸沢ヒュッテで用意してもらったお弁当に手をつけました。
穂高岳山荘から、さらに鎖場や鉄梯子を登って奥穂高山頂に到着。途中の写真がないのは、カメラを取り出している余裕もなかったから…
北アルプス 奥穂高岳 山頂にて。 2019年8月12日 - Spherical Image - RICOH THETA
奥穂高山頂から見下ろした上高地。上高地(河童橋)から見上げた風景を反対側から見下ろすとこうなるのだと感動しました。
下りは写真を撮る余裕も。西穂高へと続く登山道との分岐。
ジャンダルム
穂高岳の稜線。振り返ってみると、よくこんなところを登ってきたものだと…
穂高岳山荘にチェックインしてヌルヌルしていると麓からガス(霧)が上がってきました。
麓から上がってきたガスに自分の影が映る『ブロッケン現象』が発生しました。穂高岳山荘の前では大勢の人が自分の影に向かって手を振っていました。
ガスが少し薄くなった風景。写真中央の白い霧に薄っすらと半円形の虹が架かっています。
北アルプス 穂高岳山荘にて #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
深夜(といっても22時〜23時)に山小屋の蚕棚を抜け出して夜景を撮影。フリースを羽織って、ちょっと防寒。