ちはやふる日記

『万引き家族』や『海街diary』の是枝裕和監督 総合監修によるオムニバス作品。１０年後の日本社会を描くメッセージ性の高い５作品。近未来を描いているはずなのに、今まさに私たちが生きている社会のど真ん中にある問題を突きつけてくる作品たちでした。

三作品目の『data』。幼い頃に亡くなった母親の面影を data を辿ることで追いかけてしまう娘を杉咲花さんが、その父親を田中哲二さんが演じているのですが、物語の終盤、ラーメン屋のカウンターで娘が父親に向かって「女は嘘が上手いのよ」という場面が素敵で思わず頷いてしまいました。女性が嘘が上手いかどうかはまだ検証の余地がありそうですが、私が嘘を信じやすいことは確定しました。 ^_^;