[trekking] 燕岳 残雪期登山 2024
ゴールデンウィークの後半は残雪の残る北アルプスの燕岳に登ってきました。

中房温泉の登山者駐車場に到着。第一駐車場は満車でしたが、第二駐車場の最後の数台にすべりこむことができました。第二駐車場がいっぱいならばさらに離れた第三ですが…

第二駐車場は出発準備の登山者がちらほらいましたが、第一駐車場はみなさん出発した後でした。

中房登山口に到着。穂高駅からあがってくる始発のバスよりも早かったため、まだ混雑はしていませんでした。

トイレの隣には日除けが広がるベンチが整備されていました。

登山口からしばらくは全く雪の気配はありませんでした。自家用車は冬タイヤのままでしたが、ちょっと安全側に振りすぎてしまったようです。

きれいな花も咲いています。

第一ベンチに到着。

ひとまず先を急ぎます。

第二ベンチ通過。

第三ベンチ通過。

第三ベンチを通過すると、ちらほら雪が現れます。

雪道と夏道が交互に現れますが、ひとまず滑り止めは付けずに登っていきました。

富士見ベンチ到着。

富士見ベンチからは、うっすらと、ほんのうっすらと富士山がみえていました。

富士見ベンチでチェーンスパイクを装着して上へと進みました。

合戦小屋まであと少しですが、ここまでくると雪道が続きます。

合戦小屋に到着。

小屋の外に縁台を出して営業していました。

合戦小屋でおしるこを注文しました。焼きたてのお餅が3枚も入ってお腹がいっぱいになりました。

合戦小屋を通過すると槍ヶ岳の穂先が見えてきました。景色が広がると疲れもどこへやら。元気が湧いてきます。

元気が湧いてきますが結構な雪の傾斜を直登します。すでに合戦小屋で12本爪アイゼンに付け替えています。

気持ちの良い青空が続いていました。

穂高の市街地の風景も広がってきました。

ルートを示す旗が丁寧に立てられているため道に迷う心配はありませんでした。

合戦沢の頭(合戦山)に到着。

ここまでくると燕山荘が姿を見せます。見えてはいますがまだまだ遠いです…

冬みちをえっちらおっちら登ります。

北アルプスの雄大な風景に何度も足が止まります。

人気な山だけあって登山者が数珠繋ぎになっています。
そうこうしていると燕山荘の上空にグライダーが飛来しました。
気持ちよさそうに燕山荘の上を何度も何度も旋回しています。山小屋は目標物としてわかりやすいのだと思います。
グライダーのアップ。

グライダーが飛び去ったので登山を再開します。

急な雪道が続きます。

燕山荘まであと少し。
と思っていたら今度はハンググライダーが飛来しました。
グライダーと同じように燕山荘の上空をなんども旋回していました。
どこから飛来したのかわかりませんが、気持ちよさそうです。
ハンググライダーがもう一機飛来して、二機がくるくると燕山荘の上空を旋回していました。

燕山荘の直下まで到着すると、アイゼンを外すように看板が出ていました。

燕山荘直下ですが階段の道が続きます。
燕山荘に到着。北アルプス表銀座の縦走路から奥の槍ヶ岳までくっきりと見えていました。

燕岳と看板をいれて記念撮影。

今晩お世話になる燕山荘。

燕山荘にチェックイン。いつ来ても素敵な山小屋です。

15:00のランチタイム終了までになんとか間に合ったのでビーフシチューを注文しました。

お腹がいっぱいになったら荷物を小屋において燕岳山頂を目指しました。

燕山荘の前のテント場はご覧の通り、まだまだ雪が残っていました。

北アルプスの素敵な風景。
燕山荘の山頂が近づいてきました。
イルカ岩と背後の燕山荘。
メガネ岩

燕岳山頂に到着。

燕岳山頂から振り返った燕山荘。

燕山荘から燕岳山頂までの登山道は雪があったりなかったりでした。

山頂からの帰路にふたたびメガネ岩を撮影。

イルカ岩の背後に槍ヶ岳を写し込んでみました。

槍ヶ岳がどーん!

燕山荘のなかからの風景。小屋の中でぼーっとしていても十分に満喫できる絶景でした。

チーズケーキを注文して山小屋の外でぼーっとしました。

たべてばっかりですが燕山荘の夕食です。
夕食後に訪れた日没。
普段の生活では日没など気にもしませんが、こういうところに来ると感動的な瞬間になります。
深夜に蚕棚から起き出して撮影した星空の写真です。手前の看板に意図的にヘッドライトを当てて映るように工夫しました。