[cinema] 『Play! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』
2024年11月19日 06:24更新
高校生によるeスポーツ大会を題材にした映画。「ロボコン」、「武士道シックスティーン」、「のぼる小寺さん」と青春部活ストーリーに定評のある古厩智之監督作品。
チームを組んで大会に挑戦する高専生三人を若手有望株の俳優、奥平大兼さん、鈴鹿央士さん、小倉史也さんが演じていました。映画「ロボコン」でチームを演じた長澤まさみさん、小栗旬さん、伊藤淳史さん、塚本高史さんを彷彿とさせていました。うえだ城下町映画祭のトークショーには、ちょっと斜に構えたところのある癖の強い高専生を演じた小倉史也さんと古厩監督が登壇されました。
実際のeスポーツ大会、参加者の高専生をモデルにしたストーリーということでしたが、四国 徳島の高専生がネットで全国の参加者とキラキラしたバーチャル空間でつながる一方で、それぞれに家庭や両親に問題を抱えて鬱々としている現実も描いていました。eスポーツ(ビデオ・ゲーム)の練習風景はそれぞれの自宅からネットで繋ぐというイマドキの設定ですが、映画の撮影ではいかにゲーム対戦風景にリアリティを出すかで苦労したお話が舞台挨拶で語られました。バーチャルの向こう側にリアルがある、リアルの向こう側にバーチャルがある、いまの世界を絶妙に描いていると感動しました。
トークショー後のフォトセッションでの風景。
小倉史也さんのダンス?披露を舞台上の古厩監督も一緒になってスマホで撮影するという面白い風景。😅