地図読み実地講習
安藤百福センターで開催された地図読み講習会の二日目。天気予報では午後から天気が崩れる予想でしたが最後まで薄く陽が差し、初夏の一日を地図とコンパスを持って気持ちよく歩き回りました。
写真は安藤百福センターからちょっと下った場所から見た浅間山系の山々です。
研修室で学んだ地図読みとコンパスの使い方をセンター周辺の里山に出て実践しました。
地図で事前に沢を確認した後に現地に辿り着いてみると、そこに流れていたのは用水路のような水の流れでした。地図の記載から想像する風景と現地の実際の風景が必ずしも一致しない例を、講師のガイドさんの説明を受けながら、いくつも見せていただきました。道に関しても地図に載っていても現地には見当たらなかったり、逆に地図には記載されていtないのに現地に行くと人家の敷地に続く私道のような紛らわしい道があったりと地図読みが難しいことを実地で実感しました。
布引観音の麓に到着。参拝客の自家用車で駐車場は一杯でした。
御牧ヶ原台地の淵を千曲川が長い歳月をかけて侵食した断崖を見上げます。
整備されたお寺の参道を上ります。
本日最大の険しい上り。 😅
深山幽谷の趣の深い山門
景色がひらける観音堂の前まで上がってきました。
観音堂まで往復して、ちょっとお参り。
安藤百福センターに戻って注文しておいた昼食をいただきました。
お腹が一杯になったところで再びトレイルへ。地図から読み取った地形を事前に絵に描いて答え合わせ。
蓮の花が綺麗に咲いていました。
トレイルコースには道標も整備されていますが、地図とコンパスを頼りに歩けるようになってきました。
葛折りを歩きます。
地図とは違う場所に三角点を発見。あれ?
コンパスを頼りに踏み跡の消えた尾根沿いを歩きます。倒木を避けながら歩くため右へ左へジグザグに進み、方角をあっという間に見失ってしまうのですが、コンパスで事前にセットした方角をパッとみるだけで進行方向を確認できるのは便利だと実感しました。このときにコンパスの向きだけを信じるのではなく地形も合わせて確認する重要性も説明を受けました。
怪しい色のキノコを発見。 😅
地図で確認しておいた高圧線の下に出ると鉄塔が立っていました。
鉄塔を見上げると太陽には暈がかかっていました。
鉄塔の麓には綺麗な花畑が広がっていました。
地図読み講習を終えて、あぐりの湯でソフトクリームを乗せたかき氷を注文しました。ちょっと氷の量が多すぎて崩れてしまいました。 😭
子供の頃にボーイスカウトに入っていたので、シルバコンパスも使いこなしていたはずなのですが、昔のことですっかり忘れていました。しかし、磁北のズレと地軸の傾きの区別がつかずに混乱している参加者もいる中で、少しは子供の頃に習った知識が役立ったようです。
これまで地図読みでは距離や方角を意識して読み取ろうとしていましたが、地形はあまり気にしていませんでした。しかし標高線から地形を読み取れるようになることで、左右の分岐で「右は上り」、「左は下り」といった風景が先読みできることは勉強になりました。もしも右も左も上っていたら、何かおかしいと気付けることは道迷いの防止にとても役立つと思いました。
地図は目的地や分岐点だけに注目するのではなく、少し先の地形や目標物を頭に入れておくと、目標地点を通り過ぎたことに早めに気付けるということも実感できました。道迷いの防止には大切だなと感じました。
また、コンパス(方角)は必ずしも万能ではないことも学びました。並行して走る道があると間違って入ってしまう。一方で倒木や岩を巻いて右へ左へとクネクネと歩いて行くときは、方角を確認するためにシルバコンパスの回転板を合わせておくと便利だと感じました。携帯GPS(ガーミン)やスマホよりも情報量が限られている分、パッと進むべき方角を確認できて簡単でした。立ち止まって進むべき方角をじっくりと見極めるのであればガーミンやスマホの方が便利だけれども、歩きながらざっくりと方角を確認するのであればプレートコンパスの方が便利だと短距離の藪漕ぎでしたが実感できました。