地図とコンパスを使いこなそう
2022年06月06日 20:12更新
安藤百福記念 自然体験活動指導者育成センターで開催開催された「ロングトレイルハイカー入門講座」の第2回『地図とコンパスを使いこなそう』を受講しました。
講習は1日半で1日目は13:00からセンターの研修室をつかい座学で地図の読み方とプレートコンパス(シルバコンパス)の使いかたの勉強をしました。遠方からの参加者さんはセンター内の宿泊施設に泊まり、森に囲まれた綺麗な施設で快適な二日間を過ごされたようです。私は自宅から車で30分もかからない距離だったので1日目、2日目と日帰りで往復しました。
講師である山岳ガイドの先生が配った地図を使い、等高線からピークとコル、尾根地形と沢地形を見つける練習をしました。
子供の頃にボーイスカウトに入っていたため、当時は自分のシルバコンパスを持って地図を見ながらオリエンテーリングもやっていたのですが、なにぶん昔のことなのですっかり忘れていました。
今回の講習のためにあらたに購入したシルバコンパス。昔持っていたコンパスには磁針のなかに小さな泡が入って、なぜこんなところに水が入ってしまったのだろう?と思っていましたが、実は新品の製品には磁針の動きを滑らかにするために油が封入されていて、経年劣化で密閉された内部に空気が入り込んで泡にみえるということを知りました。
他にも自分のプレートコンパスを持参している参加者さんがいましたが、内部の油がすっかり抜けてしまい磁針が回転しなくなっているコンパスもありました。結構なお値段のするシルバコンパスですが消耗品だということを習ってちょっとショックでした。