ちはやふる日記

『四月の永い夢』、『わたしは光をにぎっている』の中川龍太郎監督の最新作。姿を消した友人の面影を探す女性の物語。岸井ゆきのさんが大学生から３０代のホテルに勤める社会人まで違和感なく演じていました。そして天真爛漫、したたかに生きているように見えて実は内に悩みを抱えている親友を浜辺美波さんが年齢差を感じさせない素敵な姿で演じていました。

誰もが抱える喪失感。ポッカリと胸に空いた穴を静かに描く素敵な作品でした。