[cinema] 『モーリタニアン 黒塗りの記録』
2021年10月31日 11:13更新
9.11同時多発テロの首謀者の一人として捕えられ、キューバにある米軍グアンタナモ収容所に拘禁されたモーリタニアの青年と彼の弁護を行う米国人の弁護士の実話を基にした作品。
政府が国民に対するアリバイ作りと組織防衛のために如何に真実を歪め、隠蔽するかを赤裸々に描いた作品でした。映画の唯一の救いは、ジョディー・フォスターが演じる弁護士の「依頼人が有罪か無罪であるかに関わらず、法律に従い人権は守られるべきだ」という一貫してブレない姿勢でした。