ちはやふる日記


[cinema] 『イーディ、83歳 はじめての山登り』

2020年08月14日 06:59更新

夫の介護に30年間尽し、人生のエンディングが近づいていることも悟りつつ抗いたくもなった老婦人が、ふとしたきっかけで、かつて父親から絵葉書で誘われたスコットランドの山の登頂を目指す物語。家父長的な家族観の下で自分の気持ちを押し殺して夫の考えに従ってきた一方で娘の意見も親切にしてしてくれる周囲の人たちのアドバイスも聞き入れない主人公の二面性が、どこか懐かしく、どこか哀しくうつりました。

主人公は最初、物置から引っ張り出してきた骨董品のような登山道具で家を出て夜行列車に飛び乗ります。ところが旅の途中で知り合った男性の登山用品店で最新式の軽くて使いやすくてカラフルな登山道具を目にして全て新調することに。しかし最後は登山の途中で背負っている荷物の重みに耐えられなくなり、全て置いて体一つで山頂を目指すことになります。過去の経験を捨てて新しい知識を。そして最後は借り物の知識ではなく生身の我だけが残る。示唆に富んだプロットだと思いました。実際の登山の途中で、そんな学びのプロセスを回していては危ないですが…😅




馬鹿(うましか)バーガー

 
馬鹿バーガー

ちょっと旅行気分を味わうために道の駅で食べた御当地ハンバーガー


馬鹿バーガー

馬と鹿の挽肉を使ったハンバーガーですが、しっかりとした肉っぽさが味わえて美味しかったです。肉がしっかりして若干パサパサしているところにジューシーなトマトが挟まれていてバランスも絶妙。

 

万葉超音波温泉

 
万葉超音波温泉

地元の銭湯の感じが残った素敵な温泉。だから今どき珍しいくらいに、お湯が熱い。😅



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