[bicycle] 電動アシストMTBツアー
富士見パノラマリゾートで開催中の『シマノ・バイカーズフェスティバル』で募集していた電動アシストMTBツアーに参加してきました。
日本近海で熱帯低気圧から発達した台風が東海地方へ接近する生憎の天気。昨年も台風の影響で申し込んでいたイベントが中止になったため、今年はなんとか雨天決行で自転車ツアーが開催されたことを良しとしました。
受付前のテントで電動アシストを装備したマウンテンバイク(MTB)をレンタルします。新車で購入すると税込40万円を超える高級な自転車です。
ペダルの部分に小さなモーターユニットが付いています。この小さなユニットの中にモーターとマイコン制御の変速装置が入っているのは驚きです。
電動アシストのパワーを借りて、未舗装の道をグイグイとマウンテンバイクで進みます。
晴れていれば八ヶ岳が綺麗に見えるはずなのですが、生憎の低く垂れ込めた雲の中です。
旧甲州街道に設けられた御射山神戸の一里塚。
今回、ツアーガイドさんの説明を聞くまで私も誤解していたのですが、一里塚は石碑ではなく、本来の姿は大きく土を盛って、その上に榎(エノキ)や松を植えて目印にしたそうです。
自転車と比べても一里塚の盛り土は大きいですね。このくらいの大きさであれば、ぼっとしていて気づかずに通り過ぎることもないのでしょうね。
山ノ神溜池。本ツアーで唯一晴れ間が見えた場面です。でも現地では霧雨がずっと降り続いていました。
スタート地点の富士見パノラマリゾートへ無事に帰着。2時間弱のライドツアーで自転車も服も泥まみれになりました。途中、泥濘や水たまりもありましたがスリップして転倒することもなく無事に走りきれました。これも高級マウンテンバイクの力!
富士見パノラマリゾートのスキーゲレンデを使って、マウンテンバイクの競技大会が開催されていました。競技参加者はツアー参加者以上に泥まみれになっていました。
会場にアルパカもやってきていました。雨で見学の人はほとんどいませんでしたが…
泥だらけになった洋服を日帰り温泉で着替えました。靴以外はすべて交換。
くるみタレをつかったそうめんセットを注文。ちょっと早い昼食でしたが、朝食を抜いて自転車で走ったので朝稽古の後の力士のような状況になっています。
帰路に尖石(とがりいし)縄文考古館に寄り道。八ヶ岳登山の行き帰りにいつも通り過ぎているのですが、雨で寄り道できるところも限られていたので立ち寄ってきました。上野の国立博物館でも展示されていた国宝の『土偶(仮面の女神)』はSF感たっぷりで迫力がありました。
小雨が降ったり止んだりで屋外の展示は人もまばらでしたが、建物の中は大勢の見学客で盛況でした。