[snowshoe] 残雪の立山スノートレッキング2019
4月15日(月)に全線開通してから初めての週末。立山黒部アルペンルートをつかって富山県の立山室堂周辺を散策してきました。
この日は自宅を出発するのが遅くなり、立山黒部アルペンルートの長野県側の起点、扇沢駅へ到着したのが7時半ごろになりました。登山者や山スキーヤーの姿はまばらで、大型観光バスでやってきた団体客で扇沢駅の構内は行列になっていました。帰路のガソリンを給油しようと朝の大町市内をウロウロしたのがタイムロスになりました。😅
トロリーバスからバッテリー仕様の電気バスに生まれ変わった関電トンネルバス。車窓が大きくなったようですが、ずっとトンネルの中を走るのでそれほどメリットはないかな?トロリーバスのときも走行音は静かだったので、架線がなくなった以外は大きなアップデートを感じませんでした。😅
黒四ダムに到着。朝日が昇り周囲の山々が照らし出されて素晴らしい景色でした。ただし日陰の堰堤は風が通り抜けて極寒でした。
湖面に雪の積もった黒部湖。
黒部ダムの上から見た風景。ダムは黒部渓谷の底にあたるため朝日に照らし出された陰影が見事ですね。
堰堤の中央部まで渡ってくると、あんなにいた観光客の姿もまばらになります。
黒四ダムは広いな大きいな。観光もそこそこに先へ進みます。
全線地下の黒部ケーブルカーへ乗り換え。車内はやはり大混雑ですが、ほとんど待たずに乗車することができました。
立山ロープウェイの山麓駅 黒部平駅に到着。立山ロープウェイの輸送能力が律速条件になり、いつもここで整理券待ちになるのですが、今回は15分ほどで乗り換えることができました。駅の屋上に整備された展望台まで往復していたら、あっという間。
立山ロープウェイの頂上駅 大観峰に到着。ここでも観光!
大観峰駅の展望台からの絶景。わざわざ一ノ越まで苦労して登らなくても、ここからの絶景で十分だったかも。
日本国内で最後に残ったトロリーバス「立山トンネルトロリーバス」。立山・雄山の直下を黒部ダム建設のために、くり抜いたトンネルを走ります。
立山・室堂に到着。雪の大谷は素晴らしい景色でした。
雪の大谷は観光客でいっぱい。わたしも観光客ですが…😅
雪の大谷の最高積雪地点 16メートル。
除雪区間を抜けて雪の上に上がります。
室堂駅(ホテル立山)と立山三山が青空にくっきり。散策路からこの絶景が望めるのだから、周囲は大興奮。
散策路から折り返し室堂山荘を経由して一ノ越へと向かいます。スノーカイトが流行しているのでしょうか?色とりどりのカイトが飛んでいました。
最初はドローンが飛んでいるのかと勘違いしましたが、動力付きのグライダーが飛来していました。
雪の斜面をスノーシューを履いて、えっちらおっちら登り、一ノ越に到着。重たい荷物に押しつぶされてコンビニで購入した苺サンドはペシャンコでしたが美味しかった。
一ノ越からみた北アルプスの大パノラマ。
槍ヶ岳もくっきり。
笠が岳も名前の通り綺麗な稜線を見せていました。
一の越の稜線から続く浄土山。登れそうな距離にも見えますが雪で遠近感が失われているのでやめておきます。
一の越へと次々に登ってくる登山者。そして背後には大日連峰の威容。
さきほど通り抜けてきた室堂駅(ホテル立山)が眼下に小さく見えます。
一ノ越から見下ろした室堂平。下りはこうして写真を撮っている余裕も生まれます。登りは汗だくなので写真どころでは… 😅
一の越から下山して、室堂駅の横を通り、みくりが池温泉へ。夏場は散策道ですが今の時期は雪に埋もれています。
雪に埋もれたみくりが池。緑に囲まれて水を湛えている季節には、それと気づきませんが、こうして雪に埋もれていると太古の噴火口の跡であることに気付かされます。
今宵の宿のみくりが池温泉に到着。
チェックインをすませたら早速、温泉へ
私はタバコを吸わないので、普段は近づかない喫煙コーナーですが…
喫煙コーナーの外には絶景が広がっていました。
お楽しみの夕食!
山小屋以上、旅館未満のみくりが池温泉ですが料理は品数も多く絶品でした。
揚げたての天ぷらも。
普段は簡単に発泡酒なのですが、折角なので地元・富山の酒蔵 利き酒セット。