ちはやふる日記


[cinema] 『まく子』

2019年03月31日 01:19更新

上田映劇

西加奈子さんの直木賞受賞後第一作となる小説を原作とした映画『まく子』。地元 上田市出身の鶴岡慧子監督の舞台挨拶もあるということで小雨降る中、出かけてきました。

物語は昨日も今日も明日も同じ日が続いて欲しい大人になりたくない少年と、謎の転校生の少女との恋のお話です。小学生の高学年くらいの年齢では、女の子の方が同級生の男の子よりも、肉体的にも精神的にもちょっぴり成長が早くて、男の子が女の子を見上げている、そんな微妙な年頃のどこか不安定で居心地の悪い感覚が、群馬県四万温泉の里山の風景を背景に丁寧に描かれていました。

映画の中では主人公の男の子の父親を草彅剛さんが演じています。社会的にも家庭的にも、だらしのないダメな男として描かれているはずなのに、人間臭くて抱擁力があり、そしてワイルドな顔立ち。あれならば絶対にモテるだろうな、と思うと、ますます彼が嫌いになりました。😅


上田映劇

舞台挨拶(トークセッション)のあとのフォトセッションには鶴岡監督の甥御さんも駆けつけて一緒に記念撮影。上田映劇の古い舞台階段を登るのは大変そうでしたが、無事に舞台に上がって監督に花束を渡す大役を果たしていました。 👏




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