ちはやふる日記


第6回ロングトレイルシンポジウム

2019年02月24日 10:15更新

安藤百福センター

長野県小諸市で開催された第6回ロングトレイルシンポジウムを聴講してきました。登山やウォーキングの人気の高まりと地域振興や観光資源発掘を結びつけて全国各地で整備が進められているロングトレイル(登山道、自然遊歩道)の関係者によるシンポジウムでした。


安藤百福センター

会場は『安藤百福記念自然体験活動指導者育成センター』

そう! 現在、NHKの朝の連続テレビ小説『まんぷく』のモデルになったインスタントラーメンの開発者にして日清食品の創業者 安藤百福氏を記念して開設された施設です。普段は野外活動の指導者向けの宿泊研修施設だそうです。

といういうことでシンポジウムの挨拶には安藤スポーツ・食文化振興財団理事長、日本ロングトレイル協会名誉会長、日清食品ホールディングス社長、萬平さんの息子 源くんのモデル! の安藤宏基さんが登壇されました。当然、朝ドラの話題でツカミはOK ^_^;


シンポジウムでは北アルプスや八ヶ岳の山小屋のご主人のみなさんによる座談会やニュージーランドのロングトレイル「テ・アラロア」を半年ほどをかけて踏破した登山ガイドの金井麻美さんによる講演がありました。


シンポジウムの最後には、全国各地でロングトレイルの整備や道づくりをしている団体の皆さんによる報告がありました。

印象的だったのは広島湾岸トレイルの会長さんによる報告。三人から初めて地域の28の団体を横断してトレイル(登山道)の整備をしているみなさん。しかし昨年7月の西日本豪雨災害に際してはトレイルの確認や整備はさておいて、まずは豪雨災害の復旧ボランティア活動にご尽力。大きな成果を挙げたそうです。野外活動に長けた人たちのネットワークが地域の復興に貢献した話に大変感銘を受けました。



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