[trekking] 厳冬の千畳敷カール
2018年の登り納めは長野県中央アルプスの千畳敷カールを登ってきました。
朝イチの菅の台センターの切符売り場。この日は朝から晴れていました。天気予報も晴れの予報でした…
ちなみに菅の台バスターミナル付近は雪は全くありませんでした。
駒ケ岳ロープウェイの山麓駅 しらび平。さすがにここまでバスで登ってくると雪が一杯ありました。もっとも転倒の危険があったのは、ここでの路線バスからロープウェイへの乗り換えかも。
この日の朝イチのロープウェイで上がりました。ロープウェイの頂上にあるホテル千畳敷から朝イチで降りてくるお客さんともすれ違いました。
ロープウェイの頂上 千畳敷駅を降りるとガスの中。天気予報を信じて天気が好転するのを期待して駅から出発しました。
千畳敷カールの底のあたり。剣ヶ池の前にある看板です。ちなみに雪が深く積もり、どこが池だかすでに分からなくなっています。
あっという間に乗越浄土に到着。の訳はなく登りの途中でカメラを取り出して写真を撮っている余裕もないままアイゼンの歯を立ててなんとかかんとか、ここまでたどり着きました。
年末年始の営業中の宝剣山荘で休憩!
山小屋の中は別世界。登山客で賑わっていました。
宝剣山荘でビーフシチューを注文。レトルトパックを温めただけのメニューですが暖かい食べ物は何よりのご馳走。
宝剣山荘で温まって外に出ると景色はこんな感じ。海老の尻尾が大きく成長しています。「木曽駒ケ岳ってどっち?」状態の視界のなさなので、乗越浄土から下山します。
お腹も満たされて下りは少し余裕ができたので、こんな写真も撮ってみましたが、グローブを数十秒脱いだだけで手が凍ついてくるので、さっさと下山しました。
千畳敷駅まで帰り着くと、小さな小さな雪だるまがありました。気温が低くて雪がサラサラのため、大きな雪だるまは簡単には作れないと思われます。
千畳敷駅(ホテル千畳敷)の中にあるカフェでランチ。(あれ?さっきも食べていた?)
徐々にガスが晴れてきて、カフェのテラス席からは南アルプスの絶景。こんな見事な景色なのに何故お客さんがいないのだろうと訝しく思っていましたが、まもなく満席になりました。そんな悪天候と好天の微妙なタイミングで私は下山してきたようです。
ロープウェイで下山します。このときの気温がマイナス11度。
下りのロープウェイの中からの風景。空の青さが恨めしい。
菅の台バスセンターから車で数分の場所にある「こまくさの湯」で入浴。中は芋の子を洗うような大混雑でしたが、露天風呂から望む千畳敷カールの風景は絶景でした。そう、上では見えなかった千畳敷カールの全景が麓の温泉からは見えていました…
本日のベストショット。こまくさの湯の駐車場から撮影した千畳敷カールの写真。夕日に照らし出された宝剣岳の姿とポツリと明かり灯ったホテル千畳敷のコントラストが綺麗でした。あんなに近くまで行っていた瞬間には姿を見せなかったのに… ~_~;