ちはやふる日記


舞台 『火星の二人』

2018年05月12日 13:03更新
火星の二人 火星の二人

長野県上田市のサントミューゼで上演された舞台『火星の二人』を見に行ってきました。

出演は竹中直人、生瀬勝久、上白石萌音、池岡亮介、前野朋哉、高橋ひとみの6人。テレビや映画で見ている俳優さんが目の前の舞台で演じているのを見るのは迫力がありました。リビングを模した舞台セットをスリッパを履いて走り回る音やレジ袋をガサガサさせながらゴミを片付けるお芝居など演出とはわかっていても舞台の俳優さんの演技とリンクして音が耳に届くと物語の中に入り込んだような不思議な感覚に襲われました。

舞台セットの構成も印象的でした。舞台の奥行きはそれほどないはずなのですが、前庭、リビング、ダイニングと3つのスペースが階段状の段差になっていて、家の中の広がりを表現していました。リビングにいる演者さんとダイニングにいる演者さんはすぐそばにいるはずなのだけれども、近づいて話すときは右から左へ移動して階段を降りて、左から右へと移動する。離れるときは再び右から左へと移動して階段をあがって左から右へ移動する。そんな感じで狭い舞台の上を役者さんが走り回って迫力ある舞台をつくっていました。

2時間の上演でしたが飽きることなくあっという間のカーテンコールでした。



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