ちはやふる日記


DroidKaigi 2018

2018年02月12日 03:57更新
DroidKaigi2018

2018年2月8日 - 9日の二日間、東京・新宿で開催されたAndroidのユーザー・カンファレンス "DroidKaigi 2018" を聴講してきました。スマートフォンOS "Android" に関する最新技術をいろいろと聞くことができました。

興味を惹かれたのは『機械学習(TensorFlow for mobile)』や『AR(ARCore)』の発表。つい先日まではサーバやパソコンでやっていたことが、あっという間にモバイルやスマホの世界におりてくるのは驚きですが、一方でワクワクします。

『Android NDK (Native Development Kit)』については興味があったので耳を立てて聞いていたのですが、今後は「targetSDKバージョンを最新へ!」、「64ビットCPU対応必須に!」という制約がGoogle Storeにアップするときに課せられるそうです。この道はiOSアプリでも通ってきた道だな!と感慨もひとしおでした。 ^_^;

「NDK Experimental Integrationについては実装はして見たものの黒歴史入りしました!」という説明もGoogleのご担当者の発表においてありました。私もExperimental Pluginが登場した直後に試して見て、上手くいかずにハマった(火傷した)経験があるのですが残念ながら完成の陽の目を見る前にお蔵入りしてしまうようです。今後のNDKのビルドはcmake!

ただネットの情報では「単なる悪口」か「当たり障りのないリリースノート」にしか触れることができないため、こうした生の発言と生の発言を一緒に聞いている聴講者の反応も含めて感じられるというのはリアルなカンファレンスの利点だと感じました。


Android Things

Googleが「IoT向けプラットフォーム」として発表した "Android Things" のワークショップも開催されていたので参加して見ました。開発環境(Android StudioをインストールしたMacBook)は参加者各自の持ち込みですが、RaspberryPiに載った拡張ボード(Rainbow HAT)やLCD、カメラ、温湿度センサーなどは全て込み込みでテーブルの上に用意されていました。

Webに用意されたテキストに従って自習するような形で参加者各自がすすめるスタイルでしたが1時間弱でAndroid StudioをつかってI/O操作から機械学習(TensorFlow)まで一通りいじり回して大満足しました。

Android Things Android Things



Android Things Android Things

会場内にある展示ルームでは、マフィンやカフェラテなどが山盛りで無料で提供されていたので、セッションの合間の休み時間のたびに摘んでいたら、体重増加が危機的状況に… ~_~;

Android Things


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