ちはやふる日記

全面結氷した長野県の諏訪湖に５年ぶりに出現した御神渡り（おみわたり）を確認する神事、八剣（やつるぎ）神社の拝観式が行われるのを朝から見に行ってきました。

中央道 諏訪湖サービスエリアから見下ろした諏訪湖。凍っているのはわかりますが、御神渡り（氷のせり上がり）の筋はよくわかりません。

下諏訪観光協会のWebサイトにも拝観式の情報が載っていた赤砂崎公園の前にやってくると報道各局の取材カメラと観光客でいっぱいでした。しかし、この日は赤砂崎公園は月曜日の朝ということもあり、少し離れた駐車場にはまだまだ余裕がありました。

諏訪湖の湖面には御神渡り（氷のせり上がり）がくっきり。奥は下諏訪港の桟橋です。

こちらの写真は御神渡りではありませんが朝日に照らされて綺麗だったので一枚。湖面の氷に亀裂が走り、この部分だけ湖水で雪が溶けて朝日を反射していたようです。

そうこうするうちに八剣神社の宮司さんと氏子のみなさんが大型バスに乗り到着しました。

わらわらと宮司さんと氏子の皆さんが御神渡りのできた湖面に上がります。ちなみに氏子の皆さんたちは拝観式に備えて精進潔斎し身を清めています。一般の観光客は危険防止のため湖面にのってはダメです。

御神渡りの前で宮司さんが取り仕切る拝観式が執り行われました。岸辺の報道カメラマンが「もう一度お願いします！」とシャッターチャンスを欲しがるため宮司さんも色々と向きに気を使って大変だったようですが…

拝観式の頭上にはドローンが飛んでいました。地元の観光協会や警察も巻き込んでの一大イベントでした。^_^;

凍った湖上に立つ氏子さん。朝日に照らし出されて渋かったので… ^_^;

宮司さんや氏子さんのいなくなった御神渡りをふたたびカメラで撮影して撤退しました。

塩尻峠側から諏訪湖を見たらどんな風景かな？と帰路に塩嶺御野立公園の展望台まで寄り道して見たのですが、あまり景色は変わりませんでした。

寄り道は外れだったかな？とがっかりして帰ろうとしたところ、公園から国道へさしかかる入り口あたりにニホンカモシカがいました。

自動車がひっきりなしに通行する国道２０号線の脇ですが、こんなところにニホンカモシカがいました。