[snowshoe] 氷結した白駒池へ
氷結した白駒池を目指して一泊二日で北八ヶ岳を周回して来ました。写真は氷結した白駒池の中心から撮影した写真です。
夜明け前の塩尻駅。今回は一泊二日の行程で入山口と下山口を変えたたため、公共交通機関をつかって登山口まで移動しました。
10分ほど家を出発する時間が遅れてしまったため特急料金を支払ってあずさ2号で遅れた時間を取り戻します。お金で解決できるって素敵! ^_^;
無事、始発の7:00前に茅野駅前のバス停に到着。このバスを逃すと次は10:25発なので一安心。いわゆる路線バスですが早朝のひっそりとした駅前のバス停に並んだのは登山客だけでした。7割程度の乗車率でバスは出発しました。
路線バスは途中のいずみ平で一時停車して金属チェーンを装着しました。寒い中ありがとうございます。_Ω_
登山口のある渋の湯のバス停に無事到着。道路はガリガリの雪道でした。
準備を整えて渋の湯から出発。
渋の湯の旅館の脇を少し上るとすぐに登山指導所(奥蓼科補導所)があります。登山届けをポストに提出して、ここからアイゼンを装着して登山道に入りました。
林間の登山道をだらだらと登り、賽の河原に到着。樹林帯から抜けてしまうので荒涼とした風景に加えて、風も強く寒くて心が折れそうになります。
賽の河原に立つ雪に埋もれたお地蔵さん。帽子と服を着せられてはいましたが、却って横溝正史的世界に迷い込んでしまったような気分になりました。ここで心が折れてしまっては行き倒れになってしまうと力を振り絞って先に進みます。^_^;
高見石小屋に無事に到着。ここまで写真が少ないですが、寒いし、天気は悪いし、というだけでカメラを取り出す気にもならなかっただけです…
高見石小屋でカレーライスを注文。外は寒いし、心は完全に折れて、山小屋でヌクヌクさせてもらいました。チェックインにはまだ早いお昼時だったので、高見石小屋の中もまだガラガラでした。だったら冬山なんぞに入らなければ良いのですが… ~_~;
小屋の中には日没と日の出の時間を表示した時計などもあり、大きからず小さからずアットフォームな快適な山小屋でした。
高見石小屋で一服したところで気を取り直して白駒池までスノーシューで降りてきました。夏道と違い、ふかふかの雪で均された登山道は歩きやすくてあっというまに白駒池までたどり着きました。
北八ヶ岳 白駒池 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
白駒池まで降りてきて、湖畔の東屋でポットのコーヒーなど飲んでいたら雲が晴れて満天の青空に… \^_^/
背景に写っているのは白駒荘。白駒荘も冬季営業していました。
氷結した白駒池の湖上では大勢の登山者が思い思いに楽しんでいました。
紅葉のシーズンには大勢のカメラマンで混雑する東屋も雪を乗せて、ひっそりとしていました。
高見石小屋に戻り荷物を置いたらば、カメラだけを持って小屋の裏にある高見石に登りました。青空につられて大勢の宿泊客が高見石に登っていました。今回ピッケルが活躍した唯一の場面です。^_^;
樹氷の白と空の青のコントラストが最高です。賽の河原でのモノトーンの荒涼とした風景と同じ日とは思えません… ^_^;
北八ヶ岳 高見石 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
高見石の頂上は大勢の人で賑わっていたのですが、風に吹かれて寒いため、すぐに小屋へと戻っていきます。ということで一人ぼっちで全天球撮影!
浅間山からは水蒸気が上がっています。
高見石から見下ろした白駒池。たくさんの足跡が湖上に残っています。そのうちの一つは私の足跡!
高見石小屋の窓越しに見た夕暮れの風景。
窓越しに見た風景が美しかったので、もう一度小屋の外に出て高見石の途中まで登りましたが寒い…。写真を数枚撮ってすぐに山小屋の中に戻りました。
高見石小屋の中にランプが灯されて17:00から夕食です。
高見石小屋の夕食。旅館みたいに一人鍋も付きました。