ちはやふる日記


[snowshoe] 春の季節のライチョウ

2018年06月16日 11:36更新
立山

早春の立山二日目。お天気に恵まれて美しい雷鳥の姿を見ることができました。


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ご来光を見るために準備するかどうか偵察するために宿の正面のテラスに出てみましたが、前夜からのみぞれ混じりの雪で真っ白。ガスに包まれて視界はありませんでした。


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と云うことで寒い外にわざわざ出る必要はない!という言い訳が立ったので朝から温泉です。^_-;


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バイキング形式の豪華な朝食! 温泉と朝食を堪能したので、このまま帰路についても悔いなし!の満足感に浸っていました。前日の一の越で十分に雪山も満喫したし… ^_^;


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朝食でお腹も満たされたことだしチェックアウト時間まで布団の中でぬくぬくしようと心は傾いていたのですが、念のためにとサンダル履きでちょっと建物の前のテラスに出てみたところ、いました雷鳥さんがつがいで建物のすぐそばに。人工物が写真の邪魔ですが、それだけ建物のそばに現れたということです。


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慌ててカメラと防寒着を取りに戻って撮影開始です。つがいのライチョウ(雷鳥)がみくりが池温泉のすぐそばをうろうろしたのでたくさんの写真が撮れました。
目の上が赤いのがオス、真っ白で地味なほうがメスです。

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ライチョウが飛ぶ瞬間もカメラに収めることができました。ライチョウは二羽とも、うろうろと歩き回るだけだったので油断していて、あっと飛び立った瞬間に慌てて数枚、シャッターを切ったので、しっかりとピントを合わせて撮影することはできませんでした。しかしライチョウが宙に舞う珍しい瞬間にも立ち会えて大満足。


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そうこうするうちにメスの後を追っていたオスが尾羽を広げて求愛のディスプレーを始めました。カップル成立か!?


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カップル成立かと思われたライチョウですが、メスのほうがスタコラサッサと人(私)のいるほうに逃げてきました。人(私)がそこにいるのに、ライチョウのメスはアウト・オブ・眼中です。~_~;


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私の脇を通り抜けて追いかけっこを続けたライチョウ。オスが再び飛び上がってメスを追い込みにかかりましたが、ここまでメスにつれなくされている姿を見せつけられるともの悲しさが漂います…


二羽のライチョウも行ってしまったので私も荷物をまとめて予定より早めに宿を出立しました。


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明け方のガス(濃霧)が嘘のように晴れ渡りました。奥大日岳が正面にくっきりと姿を見せています。


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えんま台から室堂山荘へと向かうルートで再びのライチョウに出くわしました。
足環が同じだったので、みくりが池温泉のテラスで見かけたオスと同じ個体だと思われます。
右足が上がっていますが、結構なスピードで雪の上を駆けています。


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雪の上に顔を出したハイマツで朝食のようです。



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真っ白な雪原と青空をバックにライチョウのペアがドーン!
最高のカメラアングルです。^_^;


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今回はオスのあとからメスのライチョウがついてきました。オスについてきたのか?餌場に来ただけなのか?先ほどと同じメスか?深い詮索はせずに静かに立ち去ります。^_^;


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雪面に残ったライチョウの足跡。かわいいですね。


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室堂山荘方面からみくりが池温泉の方向を振り返って一枚。みくりが池の周囲の雪が崩れてきていました。


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雄山頂上の姿も見事です。


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室堂山荘の前で写真を撮っているだけの人も絵になります。


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室堂バスターミナルに戻り、雪の大谷ウォークが行なわれている道路を上から眺めます。
ウォークイベントの開始時間前だったので、観光客の姿はまだなく静かでした。


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室堂から天狗平へ下る途中で室堂バスターミナルを振り返って一枚。
背景に立山三山を置くと迫力がありますね。


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下ってゆく雪原の先には雲海が広がっています


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飛行機雲もCMのような見事な色。おそらく雪の反射が雲を下から照らして、さらに輝きを増しているのだと思います。


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雲海の中に半島のように突き出しているのが鍬崎山(くわさきやま)。奥に見えるのが霊峰・白山です。


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天狗平で道路を反対側に渡ります。
今年は雪が少ないと言っても13mの雪の壁を飛び降りるのは無理ですから… ^_^;


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天狗平から室堂に向けて登り返す道すがらに写真を一枚。
最高の景色が続きますが、ちょっとお疲れ気味なので写真を撮る枚数も減りました。


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雪の大谷の観光コースまで帰り着きました。ここまで戻ると観光客で一杯です。


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室堂バスターミナルに戻ってソフトクリームを一つ。


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立山自然保護センターでライチョウの目撃情報を報告してシールをいただきました。
写真にGPS情報も添えて、意気揚々と報告に伺いましたが、保護センターの職員さんもお忙しそうだったので、簡単な場所と目撃数をちょろっと書いて、すぐに退散しました。^_^;


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最高の天気で名残惜しくはありましたが、立山黒部アルペンルートが大混雑を始める正午前に室堂を出発してトロリーバスに乗り込みました。


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それでも大観峰の駅は大混雑。ロープウェイ駅屋上のテラスに上がるだけで大仕事でした。
眼下の黒部ダム(黒部湖)には雲が掛かり始めていました。


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雲海の上に姿を見せた後立山連峰。


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大混雑する大観峰駅を抜けてロープウェイで下ります。


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黒部平の駅はスルーしてケーブルカーに乗り込みます。
大混雑で運転席の後のポジションも無理です。
最初から最後までトンネルの中を走るケーブルカーなので面白い写真は撮れないと知った上でスルーしていますが…


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黒部ダム(黒部第4ダム・黒四ダム)に到着しました。
ここまで来ると混雑エリアも通り抜けて一安心です。


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一泊二日の行程で、ここが一番寒かったかも。
雪はほとんどなかったのですが、風は強いし、雲の下で日の光が遮られていたので、精神的に寒かった。^_^;


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黒部ダムのトロリーバスの乗車口へと続く階段。
あちこち歩き回って今更ですが、実はこういう階段が一番しんどかったりします。^_^;


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関電(関西電力)の管理するトロリーバスに乗って無事に長野県側の扇沢駅に到着!


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ここまで混雑に巻き込まれることを恐れて昼食を取らずにアルペンルートを突っ切ってきました。
扇沢の売店で信州サーモンのお寿司を買ってJR信濃大町駅までのバスで食べました。


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JR大糸線 信濃大町駅に到着。
タレントの乙葉さんの出身地ですね。街中に出たはずですが、立山黒部アルペンルートの喧騒が嘘のように人がいません。
みなさん観光バスか自家用車で移動してしまっているのでしょうね。憎っくきモータリゼーション。^_^;



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