[trekking] 残雪の立山2016
みくりが池から見た立山三山。みくりが池の氷が解け始めて綺麗な緑の湖面が見え始めています。
電鉄富山駅の窓口が開く朝5時から行列。ホテルの無料朝食サービスを諦めて、早朝から並んだおかげで立山駅7:00発の立山ケーブルカーの切符を購入できました。^_^;
始発の二両編成の快速急行。立っている乗客こそいませんでしたが、そこそこの混雑でした。
運転席の後ろの座席をゲット! 周囲の外国人観光客は当初、少し訝しく私を見ていましたが、景色が変わるにつれて私と一緒に運転席の前に広がる景色を写真に収めていました。 ^_^;
まだ暗い富山の市街地を走っていきます。
市街地を抜けて田園地帯に差し掛かると目の前に立山の山々が姿を現します。
立山駅に近づくと山間部の風景に変わります。
立山ケーブルカーへ乗り換える立山駅に到着。ここで30分ほどケーブルカーの乗り換え待ちをしました。
立山駅の駅舎の中にはツバメが飛び交っていました。
臨時便のケーブルカーが上っていくのを駅の外から写真で撮っています。30分くらいの待ち時間はなんとでも楽しめます。
あっという間にケーブルカーの乗車時間。線路が傾斜しているため、ホームも階段状です。前方の車両まで登っていくのは一苦労。
そして運転手さん(正確には車掌さん)の後部の立ち位置を確保。ケーブルカーの発車や停車はケーブルを巻き上げている駅舎で行っているので車掌さんは基本的に見ているだけです。
写真では分かりにくいですが結構な傾斜を上っています。
上り列車と下り列車の行き違い区間にさしかかります。上りと下りの列車が一本のケーブルで繋がれていて、必ずこの区間ですれ違うようになっているため、信号機のような設備はありません。
まもなく終点の美女平駅
美女平駅から高原バスに乗り換えます。ここでも30分の待ち時間。
狙ったように運転手さんの後ろの座席。^_-;
それにしても絶景が目の前に広がります。
称名滝だそうです。速度を落としたバスの中から撮っているので、ちょっと良く見えませんでした。
除雪された道路の両脇の雪の壁が徐々に高くなっていきます。
室堂バスターミナルに到着!
バスターミナルで登山届を提出して、いざ出発!
バスターミナルを出てすぐの景色がこれ! 日本海側の街並みがうっすらと見えています。
室堂バスターミナル(ホテル立山)を振り返って写真を一枚。
一の越山荘へ荷揚げするヘリが飛んでいました。
一の越へと続くトレース。この写真だけを見るとエベレストにでも登っている感じですね。^_^;
雄山の山頂付近からスノーボーダーが滑り降りてきます。
室堂からのんびりと写真を撮りながら登って2時間で一の越に到着。
室堂側からは次々に登山者が登ってきます。
「見ろ!人がゴミのようだ!」 by ムスカ ^_^;
一の越山荘は小屋明け作業の真っ最中でした。ゴールデンウィークから本格営業だそうです。
一の越から見た後立山連峰。槍ヶ岳の穂先も見えています。最高の天気!
一の越から雄山へと続く稜線沿いの登山道の雪はかなり飛んでいました。次から次へと登山者やスキーやボードを担いだバックカントリーの人たちが登って行きましたが、私は滑落が強いので、一の越で1時間近く写真を撮って下山しました。
浄土山方面へ向かう人たち。
雷鳥荘付近の雪は地獄谷から吹き上がる火山性ガスで緑色に染まっていました。
一の越から室堂に戻って雪の大谷ウォーク(除雪区間)を上から鑑賞。
室堂バスターミナルを麓側から見た写真です。
室堂バスターミナルに隣接する立山自然保護センターの建物です。翌日、ここのカウンターにて雷鳥の発見報告をしました。
室堂バスターミナルの中は大勢の団体客で大混雑。
みくりが池温泉への道は一部、除雪されていて遊歩道が姿を見せていました。
今宵の宿泊先、みくりが池温泉です。
みくりが池温泉の前のテラスにはかまくらもありました。
みくりが池温泉の中。
相部屋(蚕棚)の就寝スペース。一人一つのコンセントがあるので早速持参したスマホやタブレットを充電。
Free Wi-Fiもしっかり繋がるので、デジタル・デトックスのつもりが、テレビがない分、普段よりもネット漬けでした。^_^;
宿泊スペースは山小屋レベルですが、豪勢な夕食に舌鼓を打って大満足して、部屋に戻り、就寝まで再びネット漬けでした。^_^;