ちはやふる日記


[cinema] 図書館戦争 THE LAST MISSION

2015年11月08日 10:27更新

公序良俗を守るための国家による本の検閲や焚書が日常的に行われる近未来(パラレルワールド)という設定の物語。検閲や焚書に対抗して図書館の自由を守るために機関銃を連射したり狙撃銃まで持ち出す図書隊(図書館防衛組織)の設定はちょっとマッチョに感じましたが、以前にワシントンD.C.のホロコースト記念博物館を訪れたときにハリウッド映画に登場するような屈強な警備員さんたちが、いつでも銃撃戦ができるような出で立ちで警備していて、ぎょっとしたのを思い出しました。その後、2009年には実際にライフルを持った男の襲撃を受けて警備員さんが亡くなる悲しい事件も発生しており、観光客や小学生も訪れる博物館と言えど決して暴力から無縁ではないと戦慄したことを思い出しました。

検閲も焚書も、そして銃撃戦も映画のフィクションの世界だけであって欲しいと思った作品でした。



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