[event] 大江戸Ruby会議04
Asakura.rb 主催の地域Ruby会議『大江戸Ruby会議04』に参加してきました。
会場は両国国技館に隣接する江戸東京博物館の1階の大会議室(ホール)。団体の中学生が博物館の展示物を見学している下で、多くのRubyistが丸一日講演を聴講していました。
bundlerの開発者 Terence Lee 氏やRubyコミッターでRuby on Railsの開発者 Zachary Scott 氏、『Rubyソースコード完全解説』などの著書を持つ青木峰郎氏など地域Ruby会議とは思えない豪華な講演者のお話を伺うことができました。
シンガポールのRubyコミュニティーから来たWinston Teo氏やオーストラリアから日本にやってきてクックパッドで働いているLeonard Chin氏など講演者は国際色豊か。みなさん流暢な日本語でアイスブレイクして笑いを掴んでから講演を始める鮮やかさに敬服しました。
技術的に面白いなと思ったセッションはKawamotoさんによる『RubyVM読んでみた』でした。最近、ほんのちょこっと mruby の中をのぞき始めているので、rubyやmrubyの内部でどんなことが行われているのかをソースコードから読み解いたお話は興味深かったです。ご本人自ら「声が小さい」とおっしゃっていて確かに声が途切れ途切れの部分があったのですが発表者が何に興味があって何を話したいのかがしっかり伝わってきて好感のもてる発表でした。去年の大雪に見舞われた東京Ruby会議10において、「初めての発表で緊張しています」と話していたやきとりいさんが、今年はYARVを開発した笹田耕一さんを相方に壇上で夫婦漫才をやっていたので誰がどう化けるか分かりませんが… ^_^;
Rubyも英語もまだまだ勉強の足りない私ですが、小さなことからこつこつと少しずつでも前進しようと決意を新たにしたイベントとなりました。