[travelogue] 聖地バラナシへ
アグラからバラナシへは寝台特急で8時間の移動。車内はパタゴニアやミレーのジャケットを着た外国人観光客で満席でした。私は二段ベッドの上段だったのでベッドへの上り下りに苦労しましたが、上がってしまえば「ほぼ」プライベート空間になり快適でした。トイレも心配しましたが、インド式と西洋式の2つがあり、どちらも清潔でした。ただ乗客が捨てたゴミがデッキに足の踏み場もないほど溢れていたのには閉口しました。ただ、朝になれば片付いていたので耐えられない、というほどのものでは全くありませんでした。
ベッドの脇にはコンセントもありモバイル機器の利用には問題なし。濃霧の影響でダイヤは定刻から4時間遅れたのですがGoogle mapで位置を確認できたので、あぁ〜、程度にのんびり横になりながら待つことができました。
それにしても朝になるとチャイや朝食の物売りが時々通るのですが、列車の遅れを伝える乗務員の姿は影も形もなし。インド鉄道恐るべし… ^_^;
ガンジス河に到着! しかし霧の中。
マーラヴィーヤ橋。ガンジス河に架かる道路橋と鉄道橋の二階建ての大きな橋でした。
ヴィシュワナート寺院
ヴィシュワナート寺院の門前。花や供え物を売るお店が並んでいました。
バラナース・ヒンドゥー大学の広大なキャンパスの中にあるヒンドゥー寺院です。芝生の上で勉強をしている大学生の姿もたくさん見かけました。
ドゥルーガー寺院
バーラト・マーター寺院
ヒンドゥー教の寺院ですが、御神体はインドの地図です。ガイドさんにインドの地図を解説してもらいながら、お参りします。
ジャカード織機
ツアーの最後に連れて行かれた土産物店で見つけたジャカード織機。
織りの模様(パターン)がカードの穴として記録されています。後にコンピューターのパンチカードのヒントとなった機械です。パンチカードは草創期のIBMの主力製品の一つですね。日本でそれとはなしに探していたのですが、思わぬところでみつけることができました。
土産物店の店員さんとしては手作りの織物の仕上がりに興味を持ってほしかったのでしょうが、機械(織り機)に興味津々の変な日本人に映っていたと思います。
本場のカシミヤやパシュミナのストールが豊富に取り揃えられていたお店でしたが、お土産のコースターをまとめ買いしただけで帰りました。ごめんなさい。 _Ω_