[trekking] ダイヤモンド富士2014 on 竜ヶ岳
富士五湖の一つ、本栖湖の湖畔にそびえる竜ヶ岳に登り、富士山の山頂から昇る初日の出『ダイヤモンド富士』を拝んできました。
六年前に同じ竜ヶ岳からのダイヤモンド富士の写真を褒めてくださった
会社の先輩は今はなく、感想を伺うことはできなくなってしまいました。
たのしく健康に元旦を迎えることができる幸福に感謝して2014年も頑張ります。
まだ星の瞬いている朝の五時からヘッドライトをたよりに登山口から登り出します。人気の初日の出スポットということで歩きだしから三十分ほどは登山道に人が連なり渋滞となります。
徐々に周囲が明るくなってくると、すぐ目の前に富士山の全景が姿を現します。山頂まで苦労して登らなくても、登山道の途中の随所で富士山は十分に望めるので、山腹で初日の出を迎えた人も大勢いたのではないでしょうか?
白髪葱のような霜柱が登山道の脇の斜面からたくさん伸びていました。体を動かしていないと寒くて仕方がないので、とりあえず黙々と山頂を目指します。
竜ヶ岳の山頂から溢れた人たちが登山道のそこかしこで三脚にカメラを構えて初日の出を待ち構えます。
今年は例年より多い積雪で笹薮が倒れて、至るところで眺望が開けていたため撮影スポットに困ることはなかったようです。
ダイヤモンド富士までギリギリのタイミングで山頂に到着すると大勢の人が富士山を向いて初日の出を待ち構えていました。
富士の山頂から太陽が姿を現すと歓声が上がります。
神々しいという言葉がぴったりとくる荘厳な瞬間でした。
初日の出を拝んでいられるのは、山頂から太陽が姿を見せるほんの数分間。太陽が完全に昇ってしまうと、まぶしくて凝視することはできません。
人波をかきわけて山頂の標識をパシャリ。下山の登山道が混雑する前にさっさと山頂をあとにしました。
石仏まで下り一休み。朝日を浴びながらポットのお湯でつくったコーヒーを飲んで、雪の上でまったりと過ごしました。
登山道からみた本栖湖。
登山者用駐車場にはツアーの大型バスも停まっていました。朝には数百台停まっていた駐車場も私が戻った10時ごろには2/3位の台数に減っていました。
富士眺望の湯 ゆらり
帰りに温泉施設で汗を流しました。元日の朝から日帰り温泉にいく人などいないと思っていたら入場制限のかかる大混雑でした。いろいろな人のブログを見ているとダイヤモンド富士をみてから、ここに向かった人も大勢いたようです。