[cinema] 神様のカルテ
2011年08月27日 12:07更新
映画「神様のカルテ」を公開初日に見て来ました。松本を舞台にした映画と言うことで同じ市内の映画館は朝9時の上映初回から満席でした。
櫻井翔さんが演じる地方病院の勤務医イチさんの朴念仁(ぼくねんじん)ぶりが新鮮でした。池脇千鶴さん演じる同期の看護主任の気遣いを「私は妻のある身ですから…」と、ことごとく無下にしてしまうシーンはコントの一幕みたい。でも、その妻を宮﨑あおいさんが演じているのだから仕方がないか。 ^_^;
地方病院の医師不足や終末期医療など難しいテーマを扱った作品ですが、人と人の繋がりや信州の美しい風景の中に一縷の光を垣間見せているところが素敵でした。物語の最後まで、問題を解決してくれる絶対の処方箋は描かれませんでした。しかし登場人物一人一人が迷いながら小さな一歩を繰り返している姿を「神様のカルテ」として描いているところに心惹かれました。
しかし、新人看護師が朝倉あきさんで、主任看護師が池脇千鶴さん、看護師長が吉瀬美智子さん、と登場する看護師さんが超美人揃いという、あの設定はありえない。原作者のお医者さんが勤務していた病院も、映画のロケ地となっていた病院も、超地元なので良く良く知っているのですが、映画の配役を期待して受診しては。。。 ^_^;