[book] コミック「ちはやふる」
2010年01月13日 13:20更新
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競技かるたに青春をかける主人公たちのお話です。
このブログのタイトルと同じ作品名だったので気になっていたのですが、このところ色々なマンガ賞を受賞したようなので手に取ってみました。
ちなみに、このブログのタイトルは落語の演目「ちはやふる」から獲りました。だから「ちはやぶる」では駄目なんです。相撲取りの竜田川を花魁の「千早(ちはや)」大夫が「振る(ふる)」ところから長屋の御隠居さんの珍解釈が始まりますから・・・ ^_^;
主人公たちが常に勝負に執着して努力する姿が清々しいですね。対戦相手に最大限のリスペクトを払いつつ、一枚の札に一喜一憂して汗と涙を流す場面に思わず感情移入してしまいます。
容姿は美しいにも関わらず、言動や立ち振る舞いが全てを台無しにするから「無駄に美人」で『無駄美人』、という主人公の女の子の描写がいかにも少女漫画チックなのですが、そこはそこで可愛らしくて、ついつい惹かれます。
偶然のめぐり合わせが、とても素敵な作品との出会いに結びつきました。