ちはやふる日記


[cinema] 映画三昧の週末、そしてETロボコン

2008年08月03日 01:34更新

週末、ETロボコンの試走会で東京まで行ってきました。試走会場では、若い女性の記者さんから取材を受けて「写真を撮らせてもらっていいですか?」なんて言われたから、襟をちょっと気にしたら、ロボットの遮光スカートを撮影していました・・・

せっかくの東京なので、ついでに映画館を梯子してきました。


純喫茶磯辺

予期せぬ遺産が手元に転がり込んで、勢いだけで喫茶店を開いてしまった中年男と、父親の喫茶店開業の思いつきに巻き込まれてしまった高校生の娘を描いた物語です。

計画性なし、やる気なし、根性なしの中年オヤジを演じるのは、雨上がり決死隊の宮迫博之さん。しっかり者の娘を演じるのが、ドラマ「ハチワンダイバー」で怪演(快演?)した仲里依紗さん。正体不明のアルバイトのウェイトレスを演じるのは「時効警察」の麻生久美子さん。

だめな大人が繰り広げる、ぐずぐずの物語です。しかし、小さなエピソードの積み重ねから、人からは誉められないような人生でも、過ぎ去ってから振り返ってみると、とても小さな輝きかもしれないけれども大切にしたい思い出が重なっていくよね、と思わせてくれる映画でした。


百万円と苦虫女

アルバイトで百万円を貯めては、次の新しい土地へ引っ越していく女性の物語です。

主演は蒼井優さん! 彼女の困ったような笑い顔が印象的です。

人との深いつながりを避けて次々に自分の居場所を変えていく、もっと厭世的な作品かと思っていましたが、人との新しい出会いが彼女を少しずつ変えていきます。映画の結末は「えっ」というものでしたが、物語はまだまだ続く・・・という素敵な余韻が残りました。



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