[event] Emlix フォーラム 2007
2007年03月12日 22:34更新
日本エンベデッド・リナックス・コンソーシアム の Emblixフォーラム2007 に参加しました。
会場
会場は早稲田大学の大久保キャンパス。いわゆる工学部のあるところでした。
ワークショップ風景
テーマは「組込み」ということもあり、オープンソース系としては珍しく、ダークスーツでの参加者が多かったです。パネルディスカッションには、ソニー、日立、NEC、シャープ、松下と業界を代表するメーカーの部長さん、室長さん方が演台に仲良く上がっていました。まさに呉越同舟といった様相ですが、組込み業界のソフトウェア開発が、近年、非常に大規模化して、大手メーカーと言えど、到底一社の力だけでは乗り越えられなくなった表れだと思われます。
組込み業界は比較的閉鎖的で、コミュニティーへのフィードバックも余り積極的でない印象を受けていましたが、ワークショップでは終始、コミュニティーとの関わりに触れられており、守護霊エンジニアとか仕掛け漁方式のソフトウェア開発とか、新しい仕事のスタイルのキーワードを聞くことができました。
- 守護霊エンジニア
- 背後にネットワークを介した大勢の知恵袋(守護霊)を擁するエンジニア。
- 仕掛け漁方式
- (職場で)解決しなければならない困難な問題に直面すると、夜のうちにネットワークで、その分野に詳しい知り合いの専門家達に質問を投げかけて、次の日の朝には、専門家たちから解決策を受け取って、漁果を上げる仕事のやり方。