[trekking] 白銀の燕岳2022

ゴールデンウィークの北アルプス二日目。燕岳は前日の雪で白く化粧を施して青空の下に白く輝く姿を見せました。

夜明け前の燕岳。神々しい姿です。

軒下からつららが降りた燕山荘。山小屋の中は石油ストーブで暖められて快適な一夜を過ごすことができました。

雪に埋もれたテント場。あとでレコを見ると深夜に雪でテントを潰されて燕山荘へ避難した登山者もいたようです。
右に写っているのが燕岳。北アルプス裏銀座の山々です。
雲海からの日の出。

燕山荘の玄関前で日の出を望む登山者のみなさん。
槍ヶ岳が朝日でうっすらと赤く染まっています。
風景全体が赤く染まります。
朝日にうっすらと赤く染まった燕岳。暖かさが感じられる風景に転じます。
左端が槍ヶ岳。裏銀座の稜線が赤く染まっていきます。

燕山荘で朝食をいただいて最低限の荷物だけを持って燕岳の山頂まで往復しました。
イルカ岩と槍ヶ岳
霧氷が朝日に照らされてキラキラと綺麗でした。

早朝から大勢の登山者が往復していたためトレースが出来上がり比較的楽に登頂することができましたが、吹き溜まりには十数センチの新雪が積もっていました。

いつもより時間がかかったような気がしますが、無事に燕岳の山頂に登頂。

途中すれ違った登山者からは、今のタイミングは大勢が下山した後で空いていますよと言われましたが、それでも山頂は大混雑でした。
山頂から望む北燕岳方面の風景。

燕山荘の方向からは次々と登山者が上がってきました。

正面玄関の反対側は雪に埋もれている燕山荘。
花崗岩の岩の上に雪が被り素敵な風景でした。
イルカ岩と燕岳
燕山荘の玄関前の石像(山男)の鼻から鼻水のようなツララが垂れていました。写真を撮影したときは誰かの悪戯かと思っていましたが、写真を改めて見ると偶然の産物のようですね。石像の上に雪だるまが乗っていたので、雪だるまが溶けてツララができたのでしょうか?
後髪を引かれる絶景ですが燕山荘にデポした荷物をまとめて下山開始です。写真は燕山荘の裏にあったシュカブラ(雪紋)です。

大天井岳から槍ヶ岳へと伸びる北アルプスの表銀座の縦走路が一望にできました。

下降開始。

霧氷と大天井岳。

合戦尾根の気持ちが良い風景。

すれ違った登山者が次々と合戦尾根を登っていきます。前日は吹雪の中、この急な斜面を登ったと思うと感慨深い風景です。

合戦小屋に到着。青空が気持ちが良いです。

第二ベンチまで下山。雪は影も形もありません。

第一ベンチまで下山。ここから登山口までまだあるため、ベンチに腰を下ろして小休止。

中房温泉登山口まで無事に下山。最後まで青空に恵まれて楽しい山歩きになりました。

しゃくなげの湯で入浴。

下山中はしゃくなげの湯で何を食べようか?楽しみに考えていたのですが、ラストオーダーに間に合いませんでした。渋滞に巻き込まれてようやく辿り着いたスワンガーデン安曇野のCoCo壱番屋で手仕込とんかつカレーをいただきました。