PicoRubyKaigi 2026 Assemble
2026年10月31日(土)に東京・浅草橋ヒューリックホール&カンファレンスにて開催された PicoRubyKaigi 2026 Assemble に参加してきました。
当日の朝、北陸新幹線「はくたか」に乗り東京へ。車窓から富士山が綺麗に見えると思ったら、前日に初冠雪が発表された白い雪を被った姿が見えていたからですね。
会場の浅草橋ヒューリックホール&カンファレンスに到着。
Rubyの父、まつもとゆきひろさんの基調講演に始まり, Ruby CommiterでPicoRubyの作者である hasumikin さんの建築史概論で締めくくられたエモいイベントでした。
まつもとゆきひろさんの「未来予想が外れた話」は以前にも同じようなテーマで聞いた覚えがありますが、今回は mruby が産業界に先に受け入れられる目論見だったのが、ホビー用途とという意外な方面で広がりつつあるという話は興味深いものでした。組込みシステム向けのマイコンやメモリサイズはパソコンほどには急速には進化・発展しなかった。なのでリソースをそこそこ必要とする mruby は、思ったスピードでは普及が進まず、ようやく最近になって時代の方が追いついてきたお話は身につまされました。Ruby で一世を風靡したまつもとさんが、直接開発に関わった mruby が流行らず、pico ruby に火がついたことに嫉妬すると自ら語られたことは軽口にせよ面白いなと思いました。数年前の講演で「自らはそろそろ引退する」と語っていた割には、まだまだ張り合う気が満々じゃん!と笑ってしまいました。
hasumiさんの建築史から見た「神は細部に宿る」という話は確かにプログラミング言語やコンピューターシステム全般に当てはまると確かにうなづかされる内容でした。生成AI全盛で、細部も全体も生成AIに丸投げしがちな昨今ですが、全体と細部の調和を図って作る能力こそ今後必要となってくる開発者の力かな?と、ぼんやりと思いました。
今回のイベントに向けて製作されたマイコンボードも手に入れて大満足のイベントになりました。