白樺峠 たか見の広場
長野県 松本市の白樺峠の「たか見の広場」にタカ渡りを観察に出かけてきました。
昨年(2024年11月)、NHK『ドキュメント72時間』でも紹介されたタカの渡りの観察ポイントです。夏の間、北海道や東北で過ごしたタカが北アルプスを越えて東南アジアへと渡っていく通過場所になっています。
大勢のタカが上昇気流を捉えて旋回しながら一斉に舞い上がっていく「タカ柱」という現象も観察することができました。
白樺峠の駐車場に到着。大勢の車が止まっていましたが、まだ若干の余裕がありました。
林道(車道)から、たか見の広場へと登って行きます。
登山道というほどの険しさはありませんが、細い山道を上がって行きます。
途中には道標もありました。
乗鞍眺望広場を通過。雲に隠れて乗鞍岳の眺望は全くありませんでした。
15分ほどでたか見の広場に到着。
到着しましたが周囲は霧に包まれて眺望はありませんでした。タカも飛んでいません。
雨宿りに良さそうな屋根のついた小屋も並んでいました。
大勢の人たちが三脚に大きなカメラをセットして待機していましたが、タカが飛ばないため静かに休憩していました。
折りたたみチェアを広げて観察場所を設営したら、ちょっと広場を散策しました。シーズン中に渡りデータを観測している関係者席も天気待ちでがらんとしていました。
到着した9時ごろから3時間ほど折りたたみチェアの上でMac Bookを広げて時間潰し。そうこうしているうちに11時ごろになると薄陽が差して、タカが飛び始めました。
周囲に陣取っていたベテランの観察者の話に聞き耳を立てていると、この日は「ノスリ」がたくさん通過したようです。
2時間ほど次々に飛んでいくタカの渡りを観察した後、ちょっと流れが途切れたので仮設トイレにいって戻ってきたところ。まだタカ渡りが続いているので皆さん一生懸命にタカをカメラや双眼鏡で追いかけています。
この日のハイライト。観測ポイントの左右を通過していたタカがたか見の広場の上空を通過してくれました。
折りたたみ椅子に腰掛けながら上空を通過するタカをカメラで追いかけて後ろへひっくり返しそうになりながら、この日は満足して13時ごろに引き上げました。
帰路に鹿教湯温泉の文珠の湯に寄り道しました。
入浴の後に文珠堂を散策しました。
紅葉にはまだ早かったですが、ほんの少しだけ赤く色づいた枝もありました。
帰りにスーパーでナガノパープルを購入。シャインマスカットも十分に高級なのですが最近はナガノパープルの味を覚えてしまいました。シャインマスカットはさっぱりとした風味ですが、ナガノパープルの葡萄らしい渋みがクセになります。
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