関電トンネル破砕帯見学ツアー
黒部ダム建設工事の資材運搬のため長野県側から掘削された関電トンネルの中でも特に難工事を強いられた破砕帯を見学するツアーに参加してきました。通常は電気バスで数秒で通過してしまう80mほどの区間をバスから下車して歩きながら見学させていただきました。

長野県大町市の扇沢駅に到着。

電気バスの出発までの待ち時間に記念撮影。

駅構内にあった黒部ダム散策コースの案内板。御山谷(おやまだに)半島周回コースの案内もありました。

電気バスに乗車して片道16分で黒部ダムに到着!

駅のトンネルを出るとすぐのところでマスコットキャラクターの「くろにょん」が記念撮影のおもてなしをしていました。

迫力ある観光放水でした。

ダムの堰堤を歩きます。
観光放水に架かる虹。
太陽に雲がかかるとあっという間に虹は消えてしまいました。

黒部湖の湖水を走る遊覧船ガルベ。

トンネルの中にあるケーブルカーの黒部湖駅の前を通過しました。

遊覧船ガルベの船着場。

今シーズンで運行を終了する遊覧船ガルベに乗船しました。

船の上から見るダムの堰堤の風景は新鮮でした。

船上からの後立山連峰の風景。

堰堤がどんどん遠ざかっていきます。

ガルべ船内の風景。

黒部湖の奥に立つ平ノ小屋。

平ノ渡場

黒部湖の最深部の風景。



黒部ダム

かんぱ谷橋。

30分ほどの遊覧を終えてガルべを下船しました。

ガルべを下船して、まだ時間があったので「ロッジくろよん」までの散策道を歩きました。

「ロッジくろよん」までは舗装されて歩きやすい道でした。

遊覧船乗り場から十五分ほどでロッジくろよんに到着しました。ロッジは営業前であったため人影はありませんでした。

ロッジの手前のテント場から御山谷(おやまだに)半島周回コースに入りました。

御山谷半島の先端に辿り着くと黒部湖を行くガルべが見えました。

御山谷半島の先端あたりで本格的に雨が降り始め、這々の体で東屋まで辿り着きました。

東屋の前の展望台

御山谷半島展望台から見える黒部湖の風景。

舗装された遊歩道まで戻りました。

大雨の中、黒部湖駅まで戻りました。

途中、遊覧船のチケット売り場でちょこっと雨宿りして、トンネルの中の黒部湖駅まで辿り着きました。

雨が少し小降りになった瞬間を見てダムの堰堤を反対側まで渡りました。

ダムのレストハウスで休憩。

緑色のカレーソースの黒部ダムカレーを注文しました。

昼食の後はダム展望台まで上って時間を潰しました。

しかし霧で風景が遮られるとこの通り。

観光放水を上から見ました。

今回の目的、破砕帯見学ツアーの集合場所に集まりました。

ツアー受付後にいただいたお土産のペットボトル。

関西電力のマークの入ったヘルメットを借りて見学場所に入ります。

最初は駅から歩いてトンネルを進みます。

関係者専用の入り口を入ります。

「ケミカルトンネル」と呼ばれるダム建設当時に薬品置き場として使われていた穴の中に入ります。ビデオを見て黒部ダム建設当時の事柄を勉強しました。

ケミカルトンネルの内部には手掘りの生々しい跡が残っていました。

ケミカルトンネルの中には展示用の人形も飾られていました。

汚し方がリアルな等身大の人形。

電気バスに乗車して破砕帯区間まで移動しました。

いつもはバスの中から見ている破砕帯の看板。

破砕帯を突破するために本坑の周囲に水抜きのために掘られたパイロットトンネルの扉が開けられていました。

パイロットトンネルの中からは今もコンコンと水が流れ出ていました。

80mほどの破砕帯を歩いて通り、ふたたび電気バスに乗車しました。トンエネルの中はかなりひんやりとする温度でした。

電気バスで扇沢駅まで帰りつきました。

最終バスのあとの静かな扇沢駅。

薬師の湯に併設される形で開業したカプセルホテル『ねるだけ』で一泊しました。

カプセルホテルの中の様子。

木をふんだんに使った施設でのんびりしました。