[snowshoe] 米子大氷瀑群スノーシューツアー2024
冬は雪に閉ざされる長野県 須坂市の米子大瀑布をスノーシューで訪れるガイドツアーに参加しました。前日は関東甲信越地方に警報級の大雪が降ったため午前中に申し込んでいたツアーは中止となったのですが、午後からのツアーに振り替えて参加することができました。
須坂市の日帰り温泉施設 湯っ蔵んどに集合。ガイドさんが運転するジムニーに分乗して米子大瀑布を目指しました。
雪が深いと写真の雪上車で向かうそうですが、前日に大雪が降ったとはいえ今年は雪が少ないため、金属チェーンを巻いたジムニーで上の駐車場まで上がりました。
米子大瀑布へ通じる駐車場に無事に到着。紅葉シーズンはここまで大型バスが上がってきますが、いまは通行止めで許可を受けたガイドツアーの車だけが上がってきました。ここまでのジムニーの移動で十分にアドベンチャー感があり満腹になりましたが、ここからスノーシューをつけてスノートレッキング開始です。
駐車場から大きな氷瀑が見えていました。夏場は岩壁がうっすらと濡れている程度の水の流れだそうですが、氷結することで見事な風景を見せてていました。
ということで、すでに熊も冬眠したであろう自然道にむけて出発します。
本ツアー一番の難所 奥万橋。
雪の重みで吊り橋が落ちないように床板が外されています。
慎重に横桁から横桁へ足を運べば渡れるのですが、下を流れる川の流れが見えて、かなりスリルがありました。
艱難辛苦を乗り越えて権現滝に到着しました。前日までは上下の氷瀑がつながっていたそうですが、午前中の暖かさで氷瀑の下部が崩落したそうです。周囲を散策している間も、なんどが氷瀑が崩落する大きな音が響き渡りました。
さらに別の角度から不動滝に近づいて氷瀑をアップで撮影した写真。
人が映った写真で見ると氷瀑の大きさがわかると思います。
氷瀑の内側を霧のように水が落ちている様子がわかります。
不動滝の右側にある黒滝。紅葉シーズンに訪れたときは、ここに滝があるのを気づきませんでしたが、氷結することで素敵な景色を見せています。
エメラルドグリーンに染まった氷瀑が幻想的です。
さらにスノーシューで歩いて権現滝にきました。
夏場は細い水の流れが一筋落ちているだけですが、氷瀑が成長することでダイナミックな風景を見せています。
氷瀑を一巡りして米子不動の奥の院へと下ります。
米子岳山荘で休憩させていただきました。ツアーのために小屋を開けて温めていただいています。
帰路もおなじ吊り橋を渡ります。
湯っ蔵んどまで下山したときには周囲は暗闇に包まれていました。
入浴した後にお食事処でカキフライを注文。
見切り品の牛乳パンが売っていたので購入しました。夕食はしっかりとったはずなのですが、高速道路を1時間運転して帰宅したら、ぺろりと美味しくいただけました。