[trekking] 立山 雷鳥沢野営場テント泊
富山県 立山の雷鳥沢野営場でテント泊に挑戦してきました。
立山黒部アルペンルートの長野県側の起点となる扇沢駅での駐車場争奪戦。始発前の6:00AM頃でしたが駅近くの駐車場は満車。駅から徒歩15分ほど離れた臨時駐車場に誘導されました。
扇沢駅へと向かう人の流れができていたため道に迷うことはありませんでした。舗装路から外れますが、登山用のトレッキングシューズを履いているため足元に支障はありませんでした。
市営無料駐車場はずいぶんと早い時間帯に満車になっていたようで、すでに人っ子一人いませんでした。
駅前の有料駐車場は当然のように満車。
扇沢駅
前日にクレジット決済で始発便のチケットを購入していたのでスムースに乗車できましたが、扇沢駅の改札はこのとおりの混雑でした。
電気バスに乗車します。
電気バスで黒部ダムに到着。
ダムの袂に立つ看板。
まだ7:00AM前でしたが観光放水が始まっていました。実は観光放水を見たのは初めてでした。
ダムの上を歩いて反対側にあるケーブルカーの駅へと向かいます。
まだ静かな黒部湖。
ダムの下から水煙が上がっていました。
天然の加湿器。水道水と違って消毒されていないため、ちょっとリスキーな水飛沫ですが…
ダムから放水された水が霧状になって上へ噴き上げられていました。
地下にあるケーブルカーの黒部湖駅。ここに入るまでに十数分、行列に並んでいます。
改札をくぐる直前で切られてしまいました。
ということで次のケーブルカーが降りてきたタイミングで先頭になりました。
トンネル内での上下線すれ違い。黒部ケーブルカーは単線ですが、中間地点で上下線がすれ違うための複線区間が存在します。
下り車両はお客さんがほぼゼロです。
黒部平駅へ入線。
ロープウェイの待ち時間に黒部平駅の屋上へ登って風景を楽しみました。
ロープウェイが満員の乗客を載せて登っていきます。
駅構内には過去のブラタモリのサイン入りポスターが貼ってありました。
ロープウェイに乗って大観峰駅へ到着。
大観峰駅の屋上から見た白馬岳。
一ノ越も見えていました。
さきほどまで目の前にあった黒部湖。ケーブルカーとロープウェイを乗り継いで一気に標高を稼いでいます。
室堂への最後の乗り継ぎ。トロリーバスです。
室堂ターミナルに到着
とりあえず毎回トロリーの写真を撮っています。
ターミナルの建物から外へ出ると青空が広がっていました。
綺麗に舗装された道を歩きます。
みくりが池が見えてきました。青空を映して青く輝いています。
天狗平の向こうに薄らと富山平野が見えていました。
地獄谷です。有毒ガスが噴出しているため歩道は閉鎖されていますが、ここを源泉とした温泉が周囲の山小屋に導かれています。
みくりが池温泉
そしてミクリガ池。
みくりが池の湖面に立山三山と浄土山が映し出されて見事でした。
閻魔(エンマ)台の火山ガス情報ステーションの前を通過します。
地獄谷のむこうには大日連峰が連なっています。
徐々に下っていきます。
赤く染まった池塘が見えてきます。
血の池という地名がついていました。鉄分が赤く染めているそうです。
眼下に雷鳥沢野営場が見えてきました。
雷鳥沢野営場に到着!
受付前にテントを設営、と看板にあったのでまずはテントを立てました。
テントを置いて周囲の山に登っているのか静かなテント場でした。
管理棟の外で用紙に記入して、一泊分の1000円を支払いました。
テント場から見える絶景。
黄葉が始まりつつある立山三山。
ぼーっとテント場の近くを流れる浄土川の対岸を見ていたところウエディング写真の撮影をしていました。往復はアウトドアウェアで現地で着替えテントを立ち上げて衣装替えをしているようでした。
保冷剤代わりに凍らせてきたミックス・フルーツがほどよく溶けて絶品でした。
徐々に雲があがってきました。
雨が降ってくるまでにと急いで近くの山小屋まで温泉に入りに行きました。
キャンプ場から歩いて10分ほどの雷鳥沢ヒュッテ。
内風呂と外風呂がありました。まずは内風呂に入ってから着替えて外風呂へ梯子しました。
建物の外に小屋のような外風呂がありました。
お風呂からでたあとは売店でソフトクリームを購入しました。
雷鳥沢ヒュッテの自販機でビールのロング缶を購入して、テントに戻ってからのんびりといただきました。
飛行機雲
夕食は肉おでん。
夕日に染まる立山三山。
富山県 立山 雷鳥沢キャンプ場 2023年9月24日 - Spherical Image - RICOH THETA