ちはやふる日記

小布施 北斎館

午後から長野市権堂の映画館で映画を観る予定で、午前中にちょっと足を伸ばして小布施の北斎館を訪れました。

北斎館では夏休みの企画展として『北斎"水族館"へようこそ！』を開催していました。イカ、タコ、アワビといった水族館というよりもお座敷のメニューに並ぶような海産物の絵が展示されていましたが、北斎らしい風刺とも皮肉ともとれる絵の数々が面白かったです。

猛暑で屋外を歩く人はまばらでしたが、美術館の中は冷房が効いて快適でした。それを目当ての北斎館でしたが…

高井鴻山記念館

ほんの数百メートル散策して、高井鴻山記念館へ。特別展として『異界のもののけたち ～妖怪画展 鴻山の幽玄な世界～』を開催していました。おどろおどろしいというより、ユーモラスな妖怪の絵が並んでいて愉快でした。

豪商に生まれた高井鴻山は、晩年の葛飾北斎を信州上田に招き、製作活動を支援したことで知られていますが、ご本人も多彩でびっくりしました。ただ商売の才覚だけはなかったようですが…

昔の日本家屋は冬は寒いけれども、夏は風が通るようにつくってあるため涼しいというのを再確認する建物でした。

箱階段も懐かしいですね。