栂池自然園 水芭蕉2023
ミズバショウが見頃を迎えた白馬山麓の栂池自然園を散策してきました。ミズバショウの真白い部分は花ではなく包(ほう)と呼ばれる葉の変形したものなので満開とは言えず、奥歯に物が挟まったような言い方になります。 😅
つがいけマウンテンリゾートのゴンドラ山麓駅に到着。グリーンシーズンの運行開始は6月10日(土)からでしたが、今年は雪解けが早く、ミズバショウの見頃が早まったため 6月3日(土), 4日(日) と早期特別運行が行われました。ということで繁忙期は有料のゴンドラ側の中央駐車場も無料、かつ、ガラガラ。同時に小谷村民無料ディも開催されたため、それなりの装備のハイカーと、スニーカー姿の親子三代の家族連れといったグループが入り混じっていました。
早期特別運行の特典として、チケット窓口でバームクーヘンをいただきました。その代わりと言ってはなんですが、栂池ヒュッテは休業中、栂池山荘も自動販売機だけの営業だったので、行動食はこのバームクーヘンが頼りとなりました。 😅
ゴンドラからロープウェイに乗り換えて登ります。乗り換えの途中でサンカヨウの花を探してみましたが、残念ながら行きも帰りも見つけられませんでした。
ビジターセンターを通り抜けて栂池自然園の入り口へ。すこし雲がかかっていますが、白馬三山が正面にどーんと聳えています。
自然園の入り口からすぐのところで、たくさんの水芭蕉が咲いていました。白い部分が葉が変化した仏炎苞。ツクシの穂先の黄色いブツブツが花(花序)だそうです。
雪解け水の流れの脇にひろがるミズバショウ。夏になり、雪解け水の流れが少なくなると、カピカピの草原になってしまいますが、今の季節はいい感じにベチャベチャの湿原になっています。自然園入り口付近のみずばしょう湿原は車椅子でも周回できる木道になっているため歩くのには支障はありません。
一面のミズバショウ。
栂池記念館(旧栂池ヒュッテ)の赤い屋根が差し色になって綺麗でした。
みずばしょう湿原から奥に進み、風穴あたりに差し掛かるとまだまだたくさんの雪が残っていました。スニーカー姿の家族連れともすれ違いましたが、傾斜はないため歩けないことはないようでした。
わたすげ湿原に出ると雪はなくなり木道の上をずっと歩くことができました。ここまでくると人も少なくなり静かに風景を楽しむことができました。ただし、みずばしょうは咲いていないため、若干寂しい景色ですが…
楠川に到着。ビジターセンターで説明を受けていましたが、楠川にはまだ橋が架かっていませんでした。渡渉するハイカーも見かけましたが、この先は積雪が多そうだったので私はここで引き返しました。
楠川を渡渉し、展望湿原にむけて歩いて行くハイカーの姿が写っていました。
ロープウェイで下山。
つがいけロープウェイ 栂大門駅
Snow Peak LANDSTATION HAKUBA
Snow Peak LANDSTATION HAKUBA に寄り道しました。
オープンスペースでは週末マルシェと称してテントで飲食店や雑貨店が営業していました。
雪峰祭ということで地元の太鼓クラブのステージ・パフォーマンスをやっていました。