星ヶ塔縄文遺跡見学
下諏訪町地域開発公社 観光振興局 主催の『許可なしでは入れない黒曜石の宝庫「星ヶ塔遺跡」』日帰りツアーに参加しました。
ツアーの集合時刻まで時間があったので諏訪大社 下社 秋宮を参拝しました。
御柱
ツアーバスに乗り込み、すぐ近くの「しもすわ今昔館おいでや」の敷地内にある「矢の根や」へ移動しました。
諏訪湖博物館 館長の宮坂清さんの説明を受けました。
今回現地を訪れる星ヶ塔黒曜石原産地遺跡の実物大のジオラマを前に説明を受けました。
マイクロバスに乗り遺跡に移動します。普段はチェーンで閉鎖されている林道です。
ゲートが開きます!
未舗装の林道で激しく揺られながら現地に到着しました。
近くには鷲ヶ峰が見えていました。
林道から数十メートル歩くと、すぐに黒曜石の剥片をみつけました。
道の途中で宮坂さんの説明を聞きます。
山の斜面には黒曜石がたくさん転がっていました。これらの黒曜石は昭和の時代に土地改良剤や建材となるパーライトの原材料として採掘した残骸だそうです。
黒曜石がゴロゴロしていました。持ち帰ることはできないため写真だけです。
太陽の光を反射してとても綺麗です。
いざ遺跡の核心地へ。『ブラタモリ』の撮影のためにあらたに通した葛折りの道を使って発掘場所へ十数メートル降ります。
採掘現場で宮坂さんのお話をあらためて伺います。ブラタモリの撮影裏話とか色々面白いお話をお聞かせいただきました。
縄文人が掘り進めた竪穴。
黒曜石の岩脈。黒曜石の上に流紋岩の岩があります。黒曜石も流紋岩も化学組成は同じだそうですが、溶岩がゆっくり冷えたところが黒曜石になり、急激に冷えたところは白い流紋岩になるのだそうです。不思議ですね。
宮坂さんが掘り起こした血と汗の土嚢。
後ろ髪を引かれながら採掘跡から帰ります。
菅野温泉
ツアー解散後は下諏訪の菅野温泉へ。
番台のある昔ながらの趣のある温泉でした。タイル装飾のある湯船も素敵でした。
塩天丼
諏訪湖間欠泉センター 足湯
間欠泉センターの足湯でぼーっと。
霧ヶ峰
諏訪からの帰り道に霧ヶ峰に寄り道しました。今月初め(5/4〜5)にガボッチョ山から山火事が発生しましたが、焼けた場所ではあっという間に緑が芽吹いていました。 写真の濃い緑から明るい緑の部分が焼けた箇所で白く写っている場所が焼け残った場所です。
黒く焦げた枝がありましたが周囲には緑が芽吹いていました。
ゼンマイもたくさん生えていました。
中央アルプス方面
南八ヶ岳方面
車山山頂気象レーダー